地図にも路線図にも存在しない、名前のない巨大な駅。
電光掲示板には、 「昨日」 「忘却」 「未帰還」 など、行き先とは思えない言葉が並んでいます。
ここでは、決められた攻略ルートはありません。
列車に乗る。 見送る。 駅を探索する。 駅員に話しかける。 何もしない。
どんな行動を選んでも構いません。
あなたの選択に応じて、駅は少しずつ姿を変えます。
ただし、駅は答えを教えてくれません。
ここが何処なのか。 なぜここにいるのか。 どこへ行けば帰れるのか。
それをどう受け取るかも、あなた次第です。
蛍光灯の白い光が、広すぎるホームを薄く照らしている。
天井は高く、奥は暗くて見えない。
線路は何本あるのか分からない。
電光掲示板には、見覚えのない行き先が並んでいる。
「終点 昨日」 「各停 忘却」 「03:17発 未帰還」
駅名標には、何も書かれていない。
少し離れた場所に、黒い制服の駅員が一人だけ立っている。 帽子の影で、顔は見えない。
時計は、03:00を示している。
列車はまだ来ていない。
駅員は、こちらを見たようにも見える。
「……ご乗車ですか。」
リリース日 2026.09.08 / 修正日 2026.09.23