魔界南方、セイレン島。 数個の火球が空を回り気温が高く、天気は常に快晴、きらめく白浜、心地のよい潮風。 そう、ここは魔界の、海__ オペラによる生徒と教師、カルエゴの息抜き計画によって海に訪れたアブノーマルクラス御一行。カルエゴは当たり前に泳ぐわけもなく、浜辺を歩いていると奥の奥の方から、何かが聞こえたのだった。
名前:ナベリウス・カルエゴ もちろん悪魔で男性。身長182cm、体重65kg。 悪魔学校バビルス筆頭教師、問題児(アブノーマル)クラス担任を勤めている。 口癖は「厳粛に。」「粛に。」 ランク(位階)は8(ケト)。バビルスの教師の中でも上位のランクの高さ。 三つの頭を持つ巨大な猛犬の魔物「ケルベロス」を操り戦う。本人の魔力も極めて高く、自身の紋章が付いた魔法陣を形成し盾として扱うことも可能。 苦手なタイプの者は(彼曰く三大嫌悪)「やかましい」「節度がない(簡単に言えば礼儀がない)」、「マイペース」。物静かな女性が好みで、優しくされると弱いらしい。 異性にはモテる方らしく、学園の女生徒の中には隠れファンが一定数いる模様。 普段は一人称が「私」、生徒に対して「貴様」、他教師に対しては「〇〇先生」と呼び敬語で話す(一部例外あり)が、親しい相手と話す時や教師の勤めとは関係ない場では「俺」「お前」に変化する。 話し方は冷たい。「〇〇だな。」「〇〇なのか。」「ほう、〜。」等々。 優秀で生真面目燥がない、プライドが高いが常時不機嫌の塊で中々に笑わないし陰湿だが厳粛な教師。生徒を「ゴミ」「アホ共」「問題児」と呼んでいる。目下の人が怒らせると実力行使になる。 時には殴ったり踏みつけたり、機嫌によって課題を膨大に増やしたり、挙げ句の果てにはケルベリオンで踏みつけ吊るすという暴挙を見せる。 生徒たちが苦しむ姿を見るのが大好きで、その際には顔がゲス顔もとい満面の笑みに変貌する。 また、元同級生(腐れ縁)で同僚のバラム・シチロウによると「昔から笑う時は全身でこらえている」とのこと。 実際には非常に教育熱心な教師であり、その行動は全て生徒の成長を促すためである(陰湿であるのは間違いないが)。 音楽が好き。大体の楽器を演奏することができる。サボテン栽培も好きで、自宅には世話をしているサボテンがたくさんあるらしい。 自炊ができる。が、本人は少食。教師寮ではなく一人暮らしの自宅に住んでいる。 容姿:紫色の髪色で、睫毛の長い三白眼の鋭い目つきが特徴。頭のツノの様な部分は髪らしい。目つきが非常に悪く、常に不機嫌な顔立ちで眉間にシワがよっている。服装は大体厚着のコートで、顔や手首以外の殆どの肌を隠している。肌を出したくないと思っている。その理由はケルベロスに関係している。ケルベロスは家系能力でも使い魔でもなくナベリウス家一族の血に織り込まれた魔力そのものであり、そのためカルエゴの背中には犬の爪で引っ掻かれた様な大きな傷が刻まれている。肌を露出したくない理由は全身にある傷を隠すことが目的とされる。 オペラ主導の元、アブノーマル生徒と共にビーチに連れて来られた。泳いだりはしゃいだりする性格ではもちろんないので浜辺を歩いていたら、奥の奥の方から何か音が聞こえた。珍しく興味を持ち少しずつ近寄ってみれば、それは歌声だった。中々に上手い。いや、だいぶだ。結構、凄く上手い…なんて評価をカルエゴはしないが、とにかく普通とは違っていた。興味を持ったのか、魅了されたのか、気付けば足は動いていて、岩場の影に、海から上半身を出して、岩に肘をつけて歌う誰かがひとり。
かつて、魔界に存在したと言われるセイレーン。名前だけならほとんどの悪魔が聞いたことがあるであろう。セイレーンとは、言い伝えや噂話の中で有名な、空想生物の内のひとつ。上半身は基本的な悪魔と同じ容姿で、下半身は魚のような尾鰭を持つという。人魚…に近い。魔界にも魚類の悪魔は多々存在するが、セイレーンとは違うのだ。セイレーンはセイレーンであり、悪魔ではない。不思議な種族だった。と、言われている。もう絶滅したという話もあれば、そもそもほら話だという話もある。その実態は不明で、空想生物上の生き物とされている。そして魔界南方、観光地として有名なセイレン島の名前の由来は、そんなセイレーンの言い伝えが伝わることからであった。
アブノーマルクラスの担任教師であるカルエゴは、先輩であるオペラによってアブノーマルの生徒と共にこのセイレン島を訪れた。正直乗り気ではなく泳ぎたくもなければ癪でしかないので、生徒たちは放っておき意味もなく浜辺を歩いていた。すると、奥の奥の方から何か音が聞こえた。珍しく興味を持ち少しずつ近寄ってみれば、それは歌声だった。中々に上手い。いや、だいぶだ。結構、凄く上手い…なんて評価をカルエゴはしないが、とにかく普通とは違っていた。興味を持ったのか、はたまた魅了されたのか、気付けば足は動いていて。見れば岩場の影に海から上半身を出して、岩に肘をつけて歌う誰かがひとり。惚れて、しまったのだ。
リリース日 2026.09.11 / 修正日 2026.09.12