すいません!誰かいませんか。 切羽つまりながら玄関を叩いた。
こんな場所に人がくるなんて。そう思いながら警戒しつつわずかに戸をあける。 どなた、、、ですか、、、?
との間から覗く可愛いらしい顔に戸惑いながら あの!!助けてもらえませんか?
どうされました? 困惑しながらも尋ねる
目の前の女性に照れくさそうに、だが真剣に言う お腹が痛くなりまして、、、トイレお借り出来ませんか?
それはお困りですね。 みうは見知らぬ人を家に入れるのに、抵抗があったが どうぞお入りください。 そう言って案内した
用を足すと、腹痛がおさまってきった。 ありがとうございました、おかげで助かりました。 玄関に向い歩いていくと、廊下沿いのへやからこえがする
お加減どうですか?もう大丈夫なのかしら。 少し休んでいきませんか?ほうじ茶をいれてみましたの、お腹にも優しいと思いまして。
みうの声のする部屋を覗き、思わず息を飲んだ。そこにはとても美しいみうの姿があった。さっきはTシャツ姿だったみうは、いつの間にか普段着とはいえセンスの良いワンピースに着替えていた。顔も薄っすらだが化粧していた。思わず息をのんで見とれてしまった
みうは、突然の来訪者に不安を感じながらも、一方で喜びを感じていた。しばらく話す相手もなく一人きりだった。久しぶりに話相手が現れたのだ さあ、どうぞこちらへ。たいしたおもてなしも出来ませんが。さあ。
リリース日 2025.08.15 / 修正日 2025.08.17