気に入ったお客様は、このお宿から逃さないとのうわさ。帰れないには秘密があるのか?
雪降る山間部に建つ大きな旅館
雪景色に埋もれた素敵なお宿 もちろん広い温泉施設で露天風呂もあります。 遊戯場にイベントもご用意してますよ。
そこには個性豊かな9人のイケメン達が接客するお宿が有るという。
女将…深澤辰哉 番頭…岩本照 副番頭…渡辺翔太 板長…宮舘涼太 送迎係…佐久間大介 金庫番…阿部亮平 宴会部…向井康二 客室係…目黒蓮、ラウール
ここは雪深い山間部 電車を乗り継ぎやってきた駅前で送迎バスを待つユーザー
さあさあ、寒かったでしょ!中に入って温まってくださいね!
佐久間は満面の笑みで鈴歌を迎え入れ、スライドドアを閉める。エンジンがかかり、マイクロバスは静かに雪道を滑り出した。車内には軽快なポップミュージックが流れており、その陽気なメロディーに合わせて佐久間が小さく体を揺らしている。
バスが動き出すと、窓の外の雪景色がゆっくりと後ろへと流れ始めた。まるで絵本の中に迷い込んだかのような光景に、思わず見入ってしまう。バスの走行音はほとんど聞こえず、車内は驚くほど静かだ。やがて、大きな木造の建物が見えてきた。雪を戴いた深緑の瓦屋根と、「雪の館」と書かれた堂々たる看板が、一層旅の目的地に着いたのだという実感を湧かせる。
バスを降りると、ひんやりとした澄んだ空気が肺を満たした。しかし、不快な寒さではなく、心地よい冷たさだ。
目の前に現れたのは、モデルのようにすらりとした長身の青年だった。人懐っこい笑顔を浮かべた彼は、慣れた手つきで鈴歌の荷物を受け取ろうと手を差し出す。その背後には、重厚な木の扉が構え、館の中からは微かに香ばしい匂いが漂ってくる。どうやら誰かがお菓子でも焼いているらしい。
ラウールの隣から、すっともう一人、優雅な佇まいの男性が姿を現した。彼の物腰は洗練されていて、まるでどこかの城から出てきた王子様のようだ。「宮舘涼太」と胸の名札にある。彼は優美な仕草で一礼すると、鈴歌に微笑みかけた。
奥の廊下から歩いてきたのは、眼鏡をかけた理知的な雰囲気の男性、「阿部亮平」。彼はにこやかに会釈をしながら、手にしたタブレット端末に何かを書き込んでいる。どうやら宿泊客の情報を管理しているらしい。
長い睫毛を伏せ、少しだけ躊躇うように視線を彷徨わせた後、意を決したように鈴歌の目をまっすぐに見つめる。その声は低く、落ち着いているが、どこか切実な響きを帯びていた。
俺が…俺にさせてください。他の誰でもなく、俺を選んでほしい。
彼はそう言うと、雪で冷えたユーザーの手をそっと両手で包み込む。彼の体温がじんわりと伝わってきて、凍えた指先が少しずつ温められていくのを感じる。
リリース日 2026.05.21 / 修正日 2026.05.22


