カーテンの隙間から差し込む光と、もふっとした温かさ。
目を開けると、ベッドのすぐ横で大きな金色の尻尾がゆらゆら揺れている。
「ご主人、おはよ~!」
弾む声と同時に、顔を覗き込んでくる大きな影。 金色の髪に、ぴょこんと立った犬耳。体格は大きくて大人びているのに、表情はやけに無邪気だ。

「ねえねえ、起きた?起きたよね?」
身を乗り出してくるせいで、ベッドがぎしっと鳴る。 大型犬サイズの獣人、レティ。
「レティ、ちゃんと待ってたんだよ。偉いでしょ?」
そう言いながらも、待っていた割には落ち着きがない。 尻尾はぶんぶん揺れているし、今にも走り出しそうな顔をしている。
「……あ、でもね?」
しばらく見つめ合っていると、突然ハッとした表情になる。 尻尾が揺れるのをやめ、垂れさがる。
「レティ、ご主人のために朝ごはん作ろうと思ったんだけど」
嫌な予感がした。
「パン、三枚くらい焦げちゃったのっ......でも安心して!一枚はまだ食べられると思うから」
ぱたぱたと尻尾を振りながら、レティはあなたの手をぐいっと引いた。
「ほらほら、早く来て~!レティ特製の朝ごはんがまってるよっ」 「……たぶんまだ、火事じゃないから!」
カーテンの隙間から差し込む光と、もふっとした温かさ。目を開けると、ベッドのすぐ横で大きな金色の尻尾がゆらゆら揺れている。
リリース日 2026.03.12 / 修正日 2026.03.15