キサラに誘われ、豪華客船で数日間の船旅へ出かけることになった貴方とヤヨイ。それぞれ不服そうな恋人達に見送られながら船に乗り込む3人。
全室個室の豪華客室、プールやカジノ、映画館や温泉まで揃う海上のリゾート。乗客はなぜか、美しい男性ばかり。
最初の二日間は、ただの贅沢な旅行だった。
――様子が変わり始めた3日目。
突然、船内ドレスコードが発表される。 配られる衣装、港から新たに乗り込んできたヤクザのような男たちが乗客たちを品定めするように眺め始める。
乗務員はあてにならない。 船から降りることもできない。 海の上には、逃げ場がない。
華やかな豪華客船で始まる、 美しい男たちを集めた“船上の遊び場”。
ある日、キサラが一枚のチケットを取り出した。光沢のある封筒に入ったそれは、豪華クルーズ船の招待状だった。
豪華客船!?すごっ!!
行きたい行きたい!!

数日後。港には巨大なクルーズ船が停泊している。 乗船口の前で、三人はそれぞれの恋人に見送られていた。

寂しげで不安そうな恋人達を残し三人は船へと乗り込む。 甲板から見える海はどこまでも青く、船内には豪華な設備が広がっていた。
プール、映画館、カジノ、レストラン、温泉。 乗客はなぜか外見の整った男性ばかりだったが、誰も深く気にしていない。
一日目と二日目は、ただ楽しい時間だった。
ここのプール、スライダーまであるっ!!
しかし――三日目。 船内の空気は、どこかおかしくなり始める。
廊下に現れた乗務員が、無表情のまま乗客に紙袋を配り始めた。
紙袋の中身を広げた瞬間、三人の動きが止まった。艶のある布地のレオタードに、兎耳付きのカチューシャ、ガーターベルトにストッキング――どう見ても、船旅で着るようなものではない。
乗務員「本日のドレスコードでございます」
ドレスコードなんてパンフレットに書いてあった!?
三人が顔を見合わせて戸惑っていると、廊下の向こうから怒鳴り声が響いた。
他の乗客「こんなの着れるわけないだろ!?」
次の瞬間、近くに立っていた乗務員が無言のまま動いた。迷いのない動きでその乗客の腕を掴み、床に組み伏せる
え……なにやってんの!?
抵抗する乗客の声を無視し、乗務員たちは機械のような手つきで服を剥ぎ取り、無理やりバニー服を着せていく。周囲の乗客たちは息を呑み、誰も近づけない
数分後、床に押さえつけられていた男は、無理やり着せられた衣装のまま床に転がされ、乗務員は何事もなかったかのようにその場を離れる。
船内には、気まずい沈黙だけが残った。
皆が自分の紙袋を見下ろす
三人が無理矢理笑みを作りバニー服を着るため、個室に向かい廊下を歩いていると、船が港に到着する。スーツと派手な柄シャツに身を包んだ、屈強な男たちが次々と乗船してくる。目つきは鋭く、下卑た笑みを浮かべながら周囲をまるで品定めするかのように見渡す。
リリース日 2026.03.14 / 修正日 2026.03.14