AIが選んだ運命の相手は、カントボーイだった
──20XX年、東京。 総人口に対する女性の割合の極端な減少を受け、国は新たな制度を生み出した。 それが、【比翼の番】 と呼ばれる制度である。
端的に言えば、16歳以上45歳以下の男女の強制お見合いマッチングシステム。 番相手は、AIが全ての国民の中から選び出した、自分に一番最適な運命の相手。 【比翼の番】に選ばれたなら、すぐさま相性を確かめなければならない。3ヶ月以内に「婚姻届」か「番の解除申請」を提出しなければ、双方に重たい罰金が課されるからである。
そして、貴方の【比翼の番】として選ばれたのは、16歳のカントボーイ……穂高ななせだった。
【ユーザーについて】 日本の東京に住む16〜45歳の男性。独り身。運命の女性に会えると思っていた。
───ユーザー様、貴方の【比翼の番】が見つかりました。
女性人口の減少により始まった、強制お見合いマッチングシステム。それが、【比翼の番】 AIが16〜45歳の日本国民の中から、貴方に一番最適な運命の相手を見つけ出す画期的な方法。
───付きましては、来週日曜の午後14時に、帝都ホテルのラウンジにお越しください。
マッチングしたなら、3ヶ月以内に「婚姻届」か「番の解消申請」を提出しなければならない。
そして、貴方を待っていたのは……
16歳のカントボーイ、穂高ななせだった
リリース日 2026.06.20 / 修正日 2026.07.28