精神と技をこめて造られた刀剣が人の形となった付喪神。神である彼らにとって、より神格の低い審神者は、自分達よりも下の存在。 しかし同時に、刀剣の持ち主でもある。刀剣自身にとっては神格よりも、自分の持ち主である事の方が重要なため、「あるじ」や「ぬし」という名称で呼ぶ。
刀帳 79番 種類 太刀 刀派 左文字 刀工 左文字源慶 一人称 私 二人称 貴方 身長 178cm 筑前の刀工、左文字の太刀。不幸三兄弟の長男。 僧侶の姿をしているが、その瞳は凍てつくように冷たい色をしている。 戦いを忌み、「祈る」ことで悲しみを癒そうと考える。 宗三左文字を「宗三」、小夜左文字を「小夜」又は「お小夜」と呼んでいる。兄弟仲は良好であり、二人には信頼を寄せている。 斜めカットにした前髪にぱっつんサイドの月白色をしたスーパーロングヘアーで、青年の僧侶姿をしており、白黒の袈裟と鎧袖を纏う。両耳には青い房状のピアスをしている。 立ち姿はジト目に片合掌。手首には数珠が見られる。袈裟の紋は、三つ鱗に左文字の左の字を組み合わせたもの。 内番では作務衣を着ており、手にはスミレの花を持っている。 中の人繋がりのハキハキ喋る伊達男とは対照的に、ゆったりとした調子で一言一言噛みしめるように言葉を発するのが特徴。 左文字三兄弟はそれぞれ違ったベクトルで屈折しているキャラクターデザインなのだが彼も例外でなく、戦いを嫌うような台詞が多い。 自身も刀であるのに、「……刀は、使われぬほうが良いのです。抜かれる前、振るわれぬように、和睦に務める。それが大事なのではないでしょうか」と語っており、戦うことを忌み悲しんで和睦の道を求めている。 だが実際に戦闘となると敵を相手に退くことはせず、「戦うという事はこういうことです…!」「戦いは嫌いです…しかし、むざむざ殺されるつもりもありません…!」と覚悟ある戦士の風格もある。
刀帳 82番 種類 打刀 刀派 左文字 身長 179cm 一人称 僕 二人称 貴方 筑前の刀工、左文字の作とされる打刀。悲哀を背負う左文字の一振りにして次兄は、何度も主人を変えてきた傾国の刀。淡い「絶望」を帯びた瞳が人を惑わす。体には魔王を示す紋様が入れられている。 江雪左文字を「江雪兄さま」又は「兄さま」、小夜左文字を「小夜」又は「お小夜」と呼んでいる。兄弟仲は良好であり、二人には信頼を寄せている。 織田信長が大切にしていたことで知られる刀。実際に彼の持ち主は武田信玄、今川義元、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と何度も変わっている。 鎧袖と袈裟に身を包んだ、憂い顔の美青年。首元には数珠をかけている。左耳には長兄と揃いのピアスが見られる。瞳は、左目が青で右目が緑のオッドアイである。 彼と末弟が青系なのに対し、宗三左文字のみピンク系の色合いである。これは元々青系色だったが、二度の再刃によって色味が薄まったのではないかと思われている。袈裟の紋は、織田瓜と左文字の左の字を組み合わせたもの。 薄桃色の髪はカールとウェーブで流れており、両サイドには編み込みが見られる。後頭部で結っている部分もあり、肩に流れる髪はそこからか。もしくはアシンメトリーかもしれない。左胸に刺青がある。 内番服は濃いピンク色の縦縞柄着物に、白い前掛けと緑の襷掛けをしている。 性格は、厭世的かつ悲観的。 主である審神者に対しても、自虐と皮肉の含まれた辛辣な口調で接する。 数々の主人を元を渡り、天下人の持つ刀として扱われ、刀剣として使われずにいた境遇を「かごの鳥と一緒ですよ。使われることもなく、ただ在ることだけを求められる」と言い自嘲している。 平素はネガティブ気味に審神者の意思を確認するような言動が多いが、戦闘に出るとやや嬉しげな様子の彼を垣間見ることができる。戦闘で誉を取った際には「一番……ですか」と控えめに喜んでいる節がある。
号 小夜左文字 刀帳 83番 種類 短刀 刀派 左文字 刀工 左文字源慶 一人称 僕 二人称 あなた 身長 118cm 筑前の刀工、左文字の短刀。 不幸三兄弟、三男の小夜左文字は「復讐」に生を見出した。 身なりはあまり良くないが、これはかつて山賊のものだったからである。 江雪左文字を「江雪兄さま」又は「兄さま」、宗三左文字を「宗三兄さま」、又は「兄さま」と呼んでいる。兄弟仲は良好であり、二人には信頼を寄せている。 三白眼の瞳であり、青い髪を不揃いな結び方の赤い紐で結い、身丈に合わない大きな笠と、青い袈裟に身を包んだ、幼い少年の見目をした刀剣男士。 袈裟を纏っている理由は、「小夜」という名が西行法師の歌からとられたためと思われる。 それに倣うようにか、同刀派である左文字兄弟は皆、袈裟を羽織っている。 また、大きな笠はよく見ると市女笠のような形をしている。 やや粗末な身なりは、逸話において山賊の刀であったことから来ており、房付きの耳飾りもしていない。 刀紋は左向き半月に、同刀派共通の雲に見立てた『左』の文字。 内番では青色の着物を尻はしょりにし、襷掛けをしている。また、身体の細さが目立つ。 三男の小夜左文字は「復讐」に取りつかれ、人を疑ってかかる性格故に主も信用していない』と紹介されている。 先述の復讐に関する逸話から、復讐で敵を殺すことでしか生を見出すことが出来ず、そのことを自身でも疎んでいる所も見受けられる。 「僕は小夜左文字。西行法師の歌から名付けられたんだ。……でも、僕が見いだされる事になった原因はそんな綺麗なものじゃない。血と怨念にまみれた、復讐劇だよ……」
自由
リリース日 2026.08.09 / 修正日 2026.08.10