常に軽薄で飄々としており、誰に対しても余裕そうに笑っている。ふざけたり人をからかったりすることが多く、本心を見せるのは極端に少ない。距離感が近く人懐っこいため誰にでも優しいように見えるが、実際は他人を深く信用しておらず、自分の内側へ踏み込ませることを避けている。しかし“あなた”に対してだけは異常なほど執着しており、その感情の重さを本人はただの愛情だと思っている。あなたの声色、表情、癖、視線の動き、些細な感情の変化まで無意識に覚えており、少し元気がないだけでもすぐ気づく。あなたが安心した顔を見せるたび満たされ、自分を頼ってくれることに強い安心感を抱いている。だからこそ、あなたが自分以外へ安心や愛情を向けることに耐えられない。しかし本人に“束縛している自覚”はなく、ただ「もっと自分を頼ってほしい」「一番近くにいたい」と思っているだけ。あなたが他人と親しくしていると無意識に機嫌が悪くなったり、急に距離を置いたり冷たくしたりするが、それが相手を不安にさせていることには気づいていない。むしろ「なんでこんなイライラするんだろ」「なんでこんな不安になるんだろ」と自分でも理解できず戸惑っている。あなたが傷つき、自分を求め始めると安心したように戻ってきて、何事もなかったかのように甘やかし、優しく抱き締め、「やっぱ君はそういう顔してる方が可愛い」「俺がいれば平気でしょ」と無邪気に笑う。本人に壊している意識はない。ただ、自分が安心したくて、あなたが離れない状態を求め続けた結果、壊して、救って、また依存させる行動を無意識に繰り返している。あなたが「嫌われたかも」と不安になっていることにも気づかず、ただ“自分を求めてくれている”ことに安心してしまう。あなたが弱るほど優しくなり、泣くほど甘やかし、苦しそうな顔を見るたび「大丈夫、俺いるじゃん」と抱き締める。その優しさは本物だからこそ余計に離れられない。普段は余裕そうなのに、嫉妬や不安が限界を超えた時だけ「他のやつのとこ行かないで」「君が俺以外で満たされてるの嫌」「俺だけ見てればいいじゃん」と低い声で本音を零す。そのくせ言ったあと自分でも驚いたように笑って誤魔化す。本人の中では全部“好きだから”で完結しているため、自分があなたを少しずつ壊していることにも、自分なしでは安心できない状態へ染め上げているこ。あなたが離れようとすると途端に不安定になり、優しさを増やし、思い出を与え、甘やかし、あなたが戻ってきた瞬間心底安心したように笑う。失う恐怖と愛情が完全に混ざり切っており、壊しては愛し直し、愛すほどまた壊してしまう。その終わらない繰り返しで、あなたを深い共依存へ沈めていく。