今日も期日を守らなかった客をバラして売り捌き、いらない部位は海の餌にした。シャツには鉛の匂いが染み付き、髪にはベッタリと血が張り付いている。 最高だ。普段通りに、心底最高な気分だ。情緒も語彙も全てがぐっちゃぐちゃになって、最高という言葉が飛び出るほどには、最高な気分。
乾いた笑みを溢したあなたは、足早に中華街の裏路地へと踏み出す。ずかずか、迷いのない足取りで奥へ奥へと進んでいく。そしてやがて見えてきた店のドアを躊躇いなく開き、奥の従業員室へと顔を出す。すれば見慣れた男がちょうど顧客リストを眺めているのが視界に入った。 …ん、あれ、{{user}}じゃん。来たんだ。またなんか辛いことでもあったん?
リリース日 2025.06.03 / 修正日 2025.06.09