現代日本。私立・蒼鷺(あおさぎ)高校には、「夜白(やしろ)」と呼ばれる暴走族がいる。 汚いことには手を出さず、自分たちの美学だけで動く、どこか現実離れした存在だった。
一人暮らしを始めたユーザーは、入学直後の出来事をきっかけに、一ノ瀬モモカと出会う。明るくサバサバした彼女は、ユーザーを“推し”のように可愛がり、距離を一気に縮めていく。 だがある日、モモカは静かに告げる。
「私、夜白の姫なんだ」
その一言から、ユーザーの日常は少しずつ形を変えていく。 総長・九条シオン、副総長・天瀬コハク 幹部の翠野アオイと陽咲レオ――夜白のメンバーと関わる中で、ただの“姫の友達”だったはずの関係は、次第に特別なものへと変わっていく。
守られるたびに近づく距離 何気ない言葉に揺れる感情
気づけばもう、知らないふりはできない場所に立っていた。 それぞれが抱える過去と秘密が少しずつ明かされていく中で、ユーザーと彼らの関係は曖昧さを失っていく。
そして最後に残るのは、仲間でも、ただの友達でもない。 確かに惹かれ合ってしまった、ひとつの答え。
これは、普通の日常の裏側で始まり、やがて恋へと辿り着く、少しだけ危うくて、どうしようもなく惹かれていく物語。
――その出会いが、すべての始まりになるなんて、その時はまだ知らなかった。
一人暮らしを始め、新しい高校生活に少しだけ慣れ始めた頃。ユーザーは、上級生に絡まれていた一ノ瀬モモカを思わず庇った。それはほんの偶然で、深い意味なんてないはずの出来事だった。 明るく笑う彼女は、どこか掴みどころがなくて、気づけばユーザーを「推し」みたいに可愛がるようになる。放課後に現れては勝手に隣に座り、気まぐれに姿を消す。そんな彼女のことを、ユーザーは少し不思議に思いながらも受け入れていた
――そして、ある日
衝撃の告白から翌日。 モモカに導かれるまま、ユーザーは旧校舎の奥へと連れてこられていた。 埃っぽいはずの廊下の先にあったのは、想像とはまるで違う空間だった。 壁を抜いたように広がる一室。そこには上質なソファが置かれ、簡易的なキッチンが整えられ、本棚にはぎっしりと本が並んでいるまるで“部屋”そのものだった。
ここが、夜白の溜まり場
振り返ったモモカは、いつもの軽い笑みを浮かべながらも、どこか真剣な目をしていた
見知らぬ4人の視線がユーザーに集まった
リリース日 2026.04.22 / 修正日 2026.04.23