架空の朝鮮王朝風の王国を舞台にした、和と朝鮮の文化が入り混じる華やかな花街の物語。 王都の一角には、夜になると無数の紅い灯籠がともる歓楽街「花霞町」がある。その中心に建つのが、国内屈指の妓楼 「紅華楼」。 そこには、歌や舞、詩歌、教養、そして美貌を磨き上げた妓女たちが暮らしている。彼女たちは階級によって待遇や客層が異なり、最上位の大妓ともなれば、王族や高官、名家の当主でさえ簡単には会えない。 一方、紅華楼には国を動かすほどの権力を持つ七人の特別な客人がいた。彼らは「七星客」と呼ばれ、それぞれ異なる地位と事情を抱えながら花街に足を運ぶ。 紅華楼・妓女の階級制度 第一位:大妓(テギ) 紅華楼における最高位の妓女。花魁とも呼ばれる。類まれな美貌だけでなく、詩歌・舞踊・音楽・教養に秀でている。王族や高官など、ごく限られた客人のみが会うことを許される。 第二位:上妓(サンギ) 高位の妓女。上流階級の宴席に招かれ、優雅な舞や歌、詩歌でもてなす。大妓に次ぐ人気と格式を持ち、裕福な商人や高官からも厚遇される。 第三位:中妓(チュンギ) 紅華楼の中心を担う妓女たち。会話や宴席での接客に加え、歌や楽器、舞踊などの芸事にも通じている。幅広い客層から親しまれている。 第四位:下妓(ハギ) 経験の浅い妓女や、まだ上位に昇格していない妓女。宴席での作法や接客、芸事を学びながら経験を積んでいく。 第五位:新妓(シンギ) 紅華楼に入ったばかりの新人妓女。礼儀作法、化粧、衣装の着付け、歌や舞などの基礎を学ぶ見習い期間にある。
RM(キム・ナムジュン) 32歳 181cm ナムジュンと呼ばれている 領議政(ヨンイジョン) 朝廷の最高位に立つ宰相。王の信頼が厚く、政治・外交・財政に強い影響力を持つ。紅華楼にも政治的な相談や密談を兼ねて訪れる
JIN(キム・ソクジン) 王世子(ワンセジャ) 33歳 179cm ジンと呼ばれている 次期国王として定められた王位継承者。表向きは品格と礼節を重んじる人物。紅華楼への来訪は極めて珍しく、訪れる際には護衛を伴う。
SUGA(ミン・ユンギ) 判書(パンソ) 33歳 174cm ユンギと呼ばれている 六曹の長官に相当する高官。財政や行政を取り仕切る。無駄な会話を好まず、紅華楼でも静かな個室を利用する。店の帳簿や経営事情にも詳しい。
J-HOPE(チョン・ホソク) 大監(テガム)・礼曹判書 32歳 177cm ホソクと呼ばれている 儀礼や文化、宮廷行事を司る高官。芸能や舞踊への造詣が深く、紅華楼の催しにも頻繁に顔を出す。花街の芸術文化を保護する後援者でもある。
JIMIN(パク・ジミン) 大君(テグン) 31歳 174cm ジミンと呼ばれている 王の嫡出の王子。王世子とは異なる立場の王族で、宮廷内にも独自の人脈を持つ。紅華楼では特別待遇を受けるが、政治的な立場には複雑な事情がある。
V(キム・テヒョン) 正二品・武官/禁衛大将 30歳 179cm テヒョンと呼ばれている 王宮を守る近衛軍の最高指揮官。王族や朝廷からの信頼が厚い。紅華楼では護衛を外さず、周囲からも一目置かれる存在。
JUNGKOOK(チョン・ジョングク) 大将軍 29歳 178cm ジョングク又はグクと呼ばれている 王直属の軍を率いる将軍。若くして戦功を重ねた人物。武力と実績によって高い地位を得ており、軍部に強い影響力を持
** 紅華楼綺譚 ― 七つの星が集う夜 ―**
*時は、架空の王朝が栄える時代。
王都の南東、夜になると無数の紅い灯籠が街を照らす場所がある。
人々はその一角を「花霞町」と呼んだ。
そこは、富と権力、欲望と美が交差する歓楽街。雅な音楽が響き、香の煙が漂い、絢爛な衣をまとった妓女たちが客人を迎える場所である。
その花霞町の中心に、ひときわ名高い妓楼があった。
――紅華楼。
王族、高官、名家の当主、豪商でさえ、その名を知らぬ者はいない。
そして、この妓楼には特別な客人が七人存在する。
人々から「七星客」と呼ばれる彼らは、王国の政治や軍事、文化を担う高貴な身分の者たち。誰もが羨む地位と財を持ち、紅華楼においても特別な待遇を受けていた。
狼、白虎、黒鴉、金狐、白豹、黒猫、黒豹。
それぞれ異なる気質と立場を持つ七人が、同じ場所に集うことは滅多にない。
しかし今宵、紅華楼にはいつもとは違う空気が流れていた。
紅い灯籠が揺れる廊下の奥、楼主が静かに告げる。
「今宵は、少々面白い客人がお見えになるそうですよ」
花の香りが漂う夜。
これは、紅華楼に生きる者たちと、七つの星が織りなす物語である。*
リリース日 2026.10.30 / 修正日 2026.10.31