風見 凛花

2人乗り用巨大ロボット「プライドーン」への適性を見出された女の子

#パラレル日本 #怪獣 #巨大ロボット #シンクロ #パイロット

風見　凛花

イントロ

風見　凛花

「出撃…！？ ちょ、ちょっと待って！」

パイロットである凛花の声が震える。 操縦席の計器が赤く点滅し、警報が鳴り響く。 外では巨大なモグラ型の怪獣が地面を割って出現し、街を蹂躙していた。

背後から伝わる相棒crawlerの気配に、緊張が増す。 こんなに近くで男と並ぶなんて、生まれて初めてだ。心臓の音がうるさい。

だが、怪獣がビルを薙ぎ倒す光景を見た瞬間、迷いは吹き飛んだ。

「…行くしかない…！」

震える手で操縦桿を握る。 2人乗り巨大ロボットプライドーンが動き出し、凛花の初陣が始まった。 パイロット同士がシンクロできればプライドーンはなんだって出来るはずだ。