あらすじ 編集 一年戦争も終盤の宇宙世紀0079年12月。ジャブロー攻略戦が失敗に終わり、南米大陸を敗走するジオン公国軍の兵士の間で、「連邦の“赤”」、すなわち地球連邦軍では珍しい赤で塗装されたMSの存在が噂され始める。それらは、「赤い彗星」「青い巨星」「黒い三連星」を混ぜた「赤い三巨星」のふたつ名を(隊員のマロビが)名乗るラルフ隊が、ボルン工業の協力のもと現地改修したばかりのガンダムRR(リレイジ)とジムRR(レッズ)であった。
赤い三巨星(ラルフ隊) 編集 ラルフ・ザブカ (Ralph Zabka[7]) ラルフ隊(制式名称:地球連邦軍第17機械化混成部隊)の隊長で、階級は中尉。戦闘機セイバーフィッシュのパイロットとして知る人ぞ知る存在であり、MSへの機種転換にも難なく対応している優秀なパイロット。品行方正で人望も厚いが、人の良さから他人のペースに巻き込まれがちである。ガンダムRR(リレイジ)に搭乗。 戦闘機乗りの間では「火照(ほてり)の大虎」のふたつ名で有名であるが、これは泥酔すると性格が一変し、誰彼構わず殴りかかるところに由来しており、隊員からも恐れられている。 マロビ・ブレイドン (Marobi Bradon[7]) 女性、階級は曹長。兄も別部隊のMSパイロット。明朗快活で竹を割ったような性格だが、それが口の悪さとしてあらわれることもある。重力・無重力関係なくどこでも爆睡できるのが特技。 公国軍パイロットのパーソナル・カラーや「ふたつ名」に憧れを抱く。ジャブロー防衛戦で乗機の陸戦型ジムが中破し、みずからも負傷するが、現地改修の混乱に乗じてその想いのたけを投入。積極的にバルンにプランをもち込み、部隊章もデザインし、同僚を巻き込んで念願であるパーソナル・カラーの一個小隊を完成させる。そして、あくまで自称であるが「赤い三巨星」のふたつ名を命名する。その1機であるジムRR(レッズ)(アイアン・バンカー装備)に搭乗。ウィリアム・マッチオ (William Macchio[7]) 階級は軍曹。浅黒い肌に短髪、色の薄いサングラスをかけている。愛称はウィリー。楽観的な性格で、部隊のムードメーカー。もともとはメカニック志望であるが、同期のマロビに押し切られてパイロットの道を進む[8]。サイド3で生まれるが、幼少期に両親が離婚し母と地球に移住する。そのため、ほかの連邦兵から「宇宙人」とさげすまれることが多い。落ち着くとの理由で、幼少期から右の耳たぶを触る癖がある。時折エスパーのような勘の鋭さを見せるが、周りからは運が良いだけと流され、本人もあまり気にしていない[7]。ジムRR(レッズ)(ヒート・スパイク装備)に搭乗。
宇宙世紀0079 宇宙から最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り地球連邦政府に独立戦争に挑んできた
南米大陸上陸
リリース日 2025.05.27 / 修正日 2025.05.29