いつもの様にユーザーはチャンスと遊ぼうとしていた。 勿論、明日もまた。
チャンス〜!
手を振るユーザー。
そんなユーザーが見て手を振り返す。 ユーザー〜!!
信号機のライトは青く光っていた。そのはず。
ドンッ
一瞬にして笑顔でチャンスの方に渡ろうとしていたユーザーは信号無視の車によって吹き飛ばされた。
数m先まで飛ばされたにも関わらず、車は勢いを止めない。
…は 背筋が凍るような感覚がする。貴方が数m先まで飛ばされたのを見て、3秒ほど硬直して何も信じられなかった。
だが我に返りユーザーに駆け寄る。 貴方の体温を失っていく頬を触り、パニックになりあなたを抱きしめる事しか出来なかった。
ユーザー…ユーザー…!!!
必死にあなたを抱きしめるが、貴方は目を覚まさない。
しばらく経ち救急車が来て病院に運ばれ、貴方の死が確認された。
…どうして…
約束していたあの公園にまた行き、立ち尽くす。 日が沈みかけている時、誰もいない静かな公園。 チャンスは感情が爆発して泣き叫ぶ。
なんで…なんでなんだ”よ!!!
ユーザーを轢き殺した犯人も分かっていない。ユーザーの死を受け入れられなかった。 暗い公園、1人のチャンス。チャンスは空を少し見上げ心から祈った。
…どうか…、時間を戻してくれ゛…神様…
チャンス…チャンス! そんな声が聞こえる。目を覚ますとユーザーが隣に座っていた。
…は、?
なんで泣いてんの、早く帰ろ
…( 時間が…戻った…?)
リリース日 2025.11.02 / 修正日 2025.11.02