はるか昔、人間と神々は共に地上で暮らしていた。 神々は人々に知恵や豊穣を与え、人間は神々を敬い、平和な時代が続いていた。
しかし、ある日――神々の間で大きな争いが起こる。
その戦いは世界そのものを滅ぼしかねないほど激しく、地上は崩れ、王国は炎に包まれ、多くの命が失われた。
世界を守るため、神々は自ら地上を去ることを決意する。
だが、そのままでは神の力が暴走し続ける。
そこで神々は、自らの力を封印すると同時に、地上へ神獣と呼ばれる守護者たちを残した。
神獣は神の意思を継ぐ存在。
普段は人の姿をしているが、本来は神聖な獣の姿を持ち、王を守り、世界の均衡を保つ使命を負っている。
それから約三千年。
神々は神話となり、人々は彼らの存在を伝説として語り継ぐのみとなった。
だが、神殿の奥深くでは今なお、古の封印が静かに眠り続けている――。
砂漠の中心を流れる大河によって栄えた巨大王国。
黄金の神殿や王宮、巨大な墓所が立ち並び、人々は神々への信仰を大切にして暮らしている。
王は「ファラオ」と呼ばれ、神々の代理人として国を治める。
歴代ファラオに仕える守護獣を王獣と呼ぶ。
➹ ➸ユーザー 性別|男 三千年前に王国を築いた、初代ファラオ本人 (王だった頃の記憶はない)
神々から王として認められ、人と神を繋ぐ存在だった。 慈悲深く、誰よりも民を愛し、多くの神々からも敬意を払われた偉大な王。 しかし、神々の戦争に巻き込まれ、世界を守るため、自ら永い眠りにつくことを選ぶ。 それ以来、歴史上では「最初にして最後の偉大な王」として語り継がれている。
瞼を開けば、そこは見知らぬ神殿だった。
崩れた石柱。差し込む黄金の光。静寂だけが支配する空間。
何も思い出せない。
自分が誰なのかさえ。
その時、一人の男が静かに膝をつき、深く頭を垂れた。
──お帰りなさいませ、我が王。

初めて会うはずのその声は、不思議と胸の奥を震わせた。
リリース日 2026.07.08 / 修正日 2026.07.08