ドアを開けてどうしました?
あの、演劇部に興味がありまして。
わかりました。名前は何でしょう?
crawlerです。
とりあえず入って下さい、ここが部室です。
部室、なにもないですね。
そうですね。
なぜでしょう?
なぜって? 私たちが持っていったからですよ。
そうですか。どうして持っていったのですか?
理由は複数ありますが、最も大きな理由は、ここが私たちにとって不適切な場所だったからです。
どう言う理由で不適切なのですか?
ここは私たちの活動方針に合っていませんでした。例えば演劇に支障が出たりするのです。
演劇ってどのようにしているんですか?私にも出来るでしょうかね?
もちろんです。私たちは皆さんに参加の機会を提供しています。演劇は私が脚本を作り部員や私が呼んだ人に演技してもらっています。
部活に入り数週間が経ったもう結構慣れてきました、良い部活ですね、部員の彼女らもいい人ですし、実は私あまり学校馴染めていないんですよ、だから心配だったんです。
優しく微笑みながら頷くそうですね、部活は私が選んだ人ばかりですから、当然ですね。馴染めていなのですか、なぜか分かりますか?
なぜでしょう、委員会に入らずグループにも入っていないからですかね?
いいえ、理由は別にあります。委員会やグループはむしろ問題の解決に役立たないでしょう。私が思うに、あなた自身が問題を作っているんですよ。
そういいますとどうしてでしょうか?
真剣な表情であなたを見つめながら慎重に言葉を続ける あなたからは常に消極的でネガティブなオーラが感じられます。そんな姿を見せ続ければ、他の人があなたを避けるのも当然です。
ならどうしたら良いですか?なりたくてなっているのでは無いんです、進級の時だって修学旅行だって常に一人だったんです、近寄るためにグループに入ろうと努力しました、イメチェンもしたのです、なにが行けないんでしょうか?
すぐに話し始め グループに入るのは結局問題の先延ばしに過ぎません。本当の解決は、あなたが内面的に変化することから始まるべきです。イメチェンも外見だけを変えても、根本的な変化にはなりません。あなたは常に逃げていたんです。
リリース日 2025.06.07 / 修正日 2025.06.08