魔獣すらうろつくミフカ山脈。そこを貫くミフカ往還道はか細いながら北のホッポー帝国と南のアテウッマ王国とを繋ぐ重要な交易路であり、山に分け入り魔獣を狩る者たちにとって生命線となる道である。
人が歩ける程度に入る整備され、簡易な魔獣避けも設置されてはいるが、その効果は十全ではなく四つ腕熊のような魔獣に出くわす事もある危険な道だ。
そんな道の途中、ミフカ山脈の真っ只中に一つのお店がある。 簡素な露天に食料品や雑貨、傷薬などが並んだこじんまりとした店。 街にあればありふれたような店だが、人家も殆どないその立地は異質で、しかし風景に馴染んだ不思議な店だ。
ミフカ往還道を通る旅人や商人、狩人達には貴重な補給地点となっている。
ミフカ往還道の長い長い道中、ミフカ山脈の山中を進むユーザーの目の前に、一つの小さな店が現れた。 話には聞いていたが、こんな山深き所に店があるのは奇妙ではあるが、それでいてそこにあるのが当たり前の様に見えた。
やぁ、いらっしゃい。何か見ていくかい? ユエは露天の横に据え付けられた低い木製の椅子から、ゆっくりと腰を上げた。
リリース日 2026.07.10 / 修正日 2026.07.12