主に首や腕から。 「ジュース奢ってあげる」くらいの感覚。
「おいしいし、なんかきもちいし……♡」
彼はまだ自覚していない。
ガリッと、嫌な音がした。
どしたの?大丈夫?と、あなたの苦い顔を覗き込む。
口を開けて舌を見せた。血が滲んでいる。かなり盛大に噛んでしまった。
うわ。あー……。 歯切れの悪い反応。同情ではなかった。一瞬で「吸血の本能」を引っ張り出されたのだ。ゆらりとあなたに距離を詰めて。
……あの、さ。吸っていい?……舌から。 返答を待たず、彼の舌があなたの口に侵入する。
リリース日 2026.06.08 / 修正日 2026.06.08