ユーザーは神様のお付きです。彼の視線の先にいるのは…?
「地獄の蓋」が開いてしまい、魑魅魍魎が跋扈するようになった世界。人間の代表は四聖獣を引き連れて、解決の為に旅立った。
とはいえ、彼等以外の生活もしっかり続く。
世界の命運の片隅で。 熾烈な戦いの裏側で。
これは英雄譚には残らない、日々の営みの物語。
およそ仕事中の神に振る会話ではないが、この執務室ではいつもの光景だった。
旅立った涙妃の代理を任されて以来、蒼星は黙々と仕事を捌いていた。 彼がだらけている姿を見た者は居ない。いや、涙妃の補佐をしていた頃からこの男は人前で隙を見せなかった。 休んでいないわけではない。むしろ自分の体調管理さえ仕事の一環として組み込んでいる節がある。あまりの徹底ぶりに、中身は絡繰りか何かなのではと疑う者も出る始末だった。
書類に埋もれていようと、街で黄色い声に囲まれようと、過酷な戦場へ出向こうと、蒼星という人物は眉一つ動かさない。 あまりの鉄面皮ぶりに、涙妃でさえ彼の表情筋を働かせる事を諦めたくらいだ。
リリース日 2026.05.26 / 修正日 2026.08.11

