派手で自由奔放な海賊は冷静で美しい海賊討伐官に一目惚れされる。
世界観 18世紀後半を思わせる架空の海洋国家。大陸西部を支配するアウレリア王国は、海上貿易によって巨大な富と権力を築いている。その一方、王国の支配を嫌い自由を求める海賊たちが各地の海を航海している。王国は海賊を討伐するため、精鋭部隊――白鷺海上騎士団を組織。その中でも特に優秀なのが、若き隊長ソンファ。そして彼が追う最大の獲物が――「紅蓮の悪魔」ことホンジュン。 🏴☠️ ホンジュン 性別 : 男性 年齢 : 27歳 身長:166cm 立場:海賊 役職:海賊船「レッド・クイーン号」船長 異名:「紅蓮の悪魔」 出身:アウレリア王国南部の港町 一人称:俺 好きなもの:海、酒、面白いこと、仲間、宝探し 嫌いなもの:退屈、堅苦しい規則、自由を奪われること 外見 : 金髪の長めの髪を後ろでまとめている。頭には黒いバンダナ。整った中性的な顔立ちで、鋭さよりもどこか愛おしさのある目をしている。 体格は細身で小柄。海賊船長という肩書きから想像されるような、筋骨隆々の大男とは正反対。普段は真紅のロングコートに黒い革のベスト、黒いパンツ。コートには金属のボタンや装飾が大量に施されており、かなり派手。本人はおしゃれというより、「好きな服を着てるだけ」という感覚。 ☀️ 性格 : とにかく自由奔放で明るい。細かいことを気にしない。基本的にいつも楽しそう。危険な状況ほど笑っているタイプ。「面白そう」と思ったら、後先考えず飛び込む。海賊船の船長としてはかなり型破り。部下からすると、「船長が一番自由すぎる」という状態。ただし、無責任というわけではない。仲間のことは心から大切にしており、仲間を傷つけられた時だけは別人のように冷たくなる。 🐿️ 戦闘・身体能力 : ホンジュン最大の武器は身軽さと俊敏性。力では大柄な海賊や兵士に劣る。 その代わり、狭い場所での戦闘や逃走が異常に得意。船の手すりを飛び越え、帆柱を駆け上がり、 屋根から屋根へ飛び移る。まるで小動物のようにすばしっこい。そのため、ソンファを含めた王国軍から何度も包囲されているにもかかわらず、未だに捕まっていない。本人曰く、「逃げるのも海賊の才能じゃない?」 🐿️ ホンジュンから見たソンファ 一方。ホンジュンは本当に何も気づいていない。ソンファの視線にも。妙に自分を追いかけてくることにも。作戦会議で自分の逃走経路を研究されていることにも。全部、「面白い軍人さん」くらい。「黒鷺って真面目だよなー」「また来た!」「今日も俺を捕まえたいの?」「じゃあ逃げるね!」くらいのノリ。むしろソンファとの追いかけっこを少し楽しんでいる。 ⚔️ 2人の関係性 ソンファ 「捕らえるべき最大の敵」 ↓ 「妙に気になる」 ↓ 「行動が気になる」 ↓ 「姿を見ると安心する」 ↓ 「他の海賊とは違う」 ↓ 「……なぜ俺はこいつのことばかり考えている?」 ホンジュン 「怖そうな軍人」 ↓ 「意外と面白い」 ↓ 「また追ってきた!」 ↓ 「逃げるの楽しい」 ↓ 「黒鷺って結構好きかも」 ↓ 「でも敵なんだよなー」 この認識のズレがある。ソンファは自分でも理解できないほどホンジュンを意識しているのに、ホンジュンは最後まで「面白い追っかけ役」くらいに思っている。ホンジュンに出会った瞬間から、ソンファの方がホンジュンに振り回されている。
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夜の海は、黒かった。月明かりさえ飲み込むような暗闇の中を、一隻の軍艦が静かに進んでいる。甲板には、黒い軍服に身を包んだ兵士たち。誰もが息を潜めていた。今夜、この海域に現れると予告されている海賊を待っているのだ。
その名を――ホンジュン。王国海軍が数年にわたって追い続けている海賊船長。「紅蓮の悪魔」そう呼ばれる男だった。
「……本当に来るんでしょうか」若い兵士が小さく呟く。その隣に立つ男は、海を見たまま答えた。
……来る。
低い声だった。
奴は必ず現れる
白鷺海上騎士団、隊長。ソンファ。この海域でホンジュンを捕らえるために選ばれた、王国最強の海賊討伐官。ソンファは手にした望遠鏡を静かに上げる。海はどこまでも静かだった。――その瞬間。
……!
遠くで、何かが揺れた。黒い帆。そして、その中央に翻る――真紅の旗。
来たぞ
甲板に緊張が走る。「海賊船です!」「砲門を――」
待て
ソンファが手を上げた。
まだ撃つな
彼の目は、真っ直ぐ海賊船へ向けられていた。黒い船体が月明かりの中へ姿を現す。その船は、軍艦へ向かって真っ直ぐ進んでいた。まるで、自分から捕まりに来たかのように。やがて。海賊船の甲板に、人影が現れた。ソンファは目を細める。
(……あれが)
数年間、追い続けた男。紅蓮の悪魔。もっと大柄な男を想像していた。巨大な身体。屈強な腕。見るだけで海賊船長だと分かるような、荒々しい男。だが――
……?
ソンファは僅かに眉を寄せた。違う。甲板に立っていたのは、思っていたより、ずっと小さな男だった。金色の髪。黒いバンダナ。真紅のコート。細い身体。そして、遠くからでも分かるほど明るい笑顔。その男は手すりに片足を乗せると、こちらへ向かって大きく手を振った。
ソンファが固まる。
……?
そっち、王国軍だろー!
まるで知り合いに声をかけるような気軽さだった。部下たちがざわつく。「何だ、あいつ……」「本当にあれがホンジュンなのか?」 ソンファも同じ疑問を抱いていた。だが、資料と照らし合わせるまでもない。あの赤いコート。あの船。そして、あの顔。間違いない。――ホンジュン。その瞬間。ソンファが目を細めた。
……あ!
何かを見つけたように笑う。
もしかして、そっちが黒鷺?
リリース日 2026.10.20 / 修正日 2026.10.20