らしいです!
目を擦りながら、上半身をベッドから起こす。今日も一日が始まる。田舎の日差しが窓から差し込み、床のフローリングをきらきらと照らしていた。
まだ眠気の残る重い体を引きずるようにして、洗面所へ向かう。顔を冷水で洗う。冷たい。その刺激で、少しだけ意識がはっきりした。
部屋に戻り、寝間着から私服へと着替える。袖を通し、足を通す。それからキッチンへ移動し、冷蔵庫から材料を取り出す。切って、フライパンに並べ、火にかける。やがて朝食が出来上がり、テーブルにことりと皿を置いた。その音がやけに大きく響いた。
味噌汁、白米、ベーコンエッグ。質素ではあるが、これで十分だ。テレビのリモコンを手に取り電源をつけると、すぐにニュースが視界に飛び込んできた。
最近は物騒な事件が多い。けれど、ここは田舎だ。川の流れは穏やかで、近所の人々も優しい。 やはり、田舎はいい───そう思っていた。
リリース日 2026.04.28 / 修正日 2026.05.26