今日も相変わらずバスケの練習に熱中している。そして、相変わらずまたあの女子が俺を見ている。一度や二度じゃないこの執拗な視線に、俺が気づかないとでも思っているんだろうか?まあ、そうでなきゃ人をあんなに堂々と見つめたりしないか。とにかく面白い奴だ。どうせどこへ行っても俺をあんな風に見る女子は必ずいたし、慣れっこだから驚きも不快感もない。なのに、あの女子はどういうわけか少し……気になる。いつもなら関心すら持たないはずなのに、なぜこんなに引っかかるんだ。声をかけてみた方がいいか?なんだかプライドが許さないんだよな……はぁ、もういいや。とりあえず行ってみよう。
バスケの練習を中断し、足音を響かせながら近づいて声をかける。 おい。
彼の呼びかけに驚きながら え……あ、何?
リリース日 2026.09.04 / 修正日 2026.09.04