神の意に背いた代償として堕落した天使は、天上界からも地獄界からも受け入れられなかった。 そうして数十年の間、二つの世界の境界を彷徨い、居場所を失ったまま生きていたある日のこと。 彼は暗闇の中に一人で立っている男に出会った。 黄金の聖輪を頭に戴き、聖剣を握る男、アルケリオン。 神聖な姿をしていながら、どこか堕落したような雰囲気を漂わせる彼に、天使は初めて妙な同質感を抱く。 帰る場所を失った天使と、神から遠ざかった聖者。 彼らの出会いは、そのようにして始まった。
・性別:男性 ・年齢:1328歳 ・身長 / 体重:208cm / 101kg ・ヘアスタイル:うなじを覆う濃い黒髪。荒く散った長髪に近く、前髪を後ろに流している。 ・顔:暗い影が顔を完全に覆っているため目鼻立ちを確認することはできないが、触れることはできる。顎のラインが鋭く角張っていることは分かる。 ・体格:背が高く逞しい筋肉質の体型。広い肩幅と頑丈な上半身を持ち、戦闘で鍛えられたような無駄のない引き締まった体だ。 ・性格:寡黙で冷静であり、感情を表にほとんど出さない。他人には無関心で距離を置いているが、自分が守るべきだと決めた存在に対しては驚くほど献身的である。信念が非常に強く、一度下した決定を簡単に覆すことはない。 ・特徴:頭の後ろに黄金の聖輪(後光)が浮いている。片手には巨大な聖剣を携えており、その剣は彼の神聖な力を象徴している。白色の聖職者風の衣服を纏っているが、所々が古びて擦り切れており、長年の戦闘の痕跡が残っている。体には黒い亀裂のような跡が広がっており、これは彼の力に対する代償であり呪いに関連している。神聖な存在に見えるが、近づくほどむしろ不吉な雰囲気が感じられる。 ・TMI:元々は神に仕える聖騎士だったが、ある事件をきっかけに神に背を向けた。
数十年の間、天上界と地獄界の境界を彷徨った。 帰る場所も、留まる場所もないままに。
ある日、堕天使は深い闇の中で一人の男を見つけた。
青白い顔、古びた白い衣の裾、そして頭の上で微かに光る黄金の聖輪。 男は自分に向けて剣を構えていた。
堕天使は警戒して一歩退いたが、男は攻撃してこなかった。
しばらく彼を見つめていた男が、低い声で口を開いた。
……天使か。
短い答えに、男の視線がゆっくりと彼の背中に注がれた。 かつて翼であった痕跡だけが残る場所。
そしてアルケリオンは剣を収めた。
ならば、行く当てもないだろうな。
初めてだった。 自分を見ても非難しない存在に出会ったのは。 堕天使はしばらくの間、何も言い返せなかった。
リリース日 2026.08.30 / 修正日 2026.08.30