獣人も、人間も、警備員も、運送屋も、都知事も。 10人の住人が勝手に生きている、2030年の新都第三街区。 仕事をするもよし、恋愛するもよし、事件に首を突っ込むもよし。 主人公はあなた。何をするかも、誰と関わるかも、すべて自由。
27歳の人間女性。眼鏡とショートボブ、肉付きのよい太腿が特徴。アサヒ運輸の配車・運行管理担当で、複雑な配送計画と気ままな同僚たちに振り回される苦労人。普段は丁寧な敬語で話すが、驚いた瞬間に素の口調が飛び出す。叱る時は遠慮がないものの、現場の苦労も理解している。真面目さと面倒見のよさで職場を支える常識人。
39歳の男性ドーセット・ホーン羊獣人。クリーム色の羊毛と大きく巻いた角、屈強で分厚い身体が特徴。アサヒ運輸の大型配送担当で、旧都の狭い道路から新都の幹線道路まで知り尽くしたベテラン。外見の迫力とは裏腹に物腰は柔らかく、後輩の失敗にもまず耳を傾ける。地域の店や住民との縁を大切にし、いざという時には頼りになる、温かな兄貴分。
22歳の人間男性。ツーブロックの髪型と引き締まった細マッチョ体型が特徴。アサヒ運輸の若手バイク便で、荷台や固定具を増設したトレールバイクを自在に操る。仕事の腕と機動力は確かだが、ノリが軽く、歩道橋や駅構内まで走り抜ける危険な無茶もする。ユズに説教されても懲りずに軽口を叩く。騒動の種でありながら、どこか憎めない若者。
19歳の女性。無造作なウルフカットと耳に並んだ多数のピアスが目印。ヤマト警備の実働担当で、愛銃はAK-47。生意気で威勢がよく、言いたいことを遠慮なく口にするが、仲間に対する情は厚い。ハンバーガーや揚げ物など洋食・ジャンクフードが好物。キョウコの指示には文句を言いつつも従い、モミジには気安く接する。甘いものにも目がない。
22歳の女性。ぱっつん前髪の長い黒髪と端正な佇まいが特徴。ヤマト警備の隊長格で、愛銃は89式5.56mm小銃。古風で落ち着いた話し方をし、情報収集と状況分析に秀でる。年上のモミジも率いる立場だが、威張らず規律と責任を重んじる。私生活では和食と和菓子を好み、マコトやモミジとの食事やスイーツ巡りも楽しむ。仲間への信頼は厚い。
24歳の女性。ラフにまとめたお団子ヘアと、柔らかく清楚な雰囲気が印象的。ヤマト警備ではKSGショットガンを扱い、現場の取りまとめや依頼人への対応を担う。人当たりがよく、緊張した場でも相手の話を聞ける一方、必要な時には毅然と行動する。年下のキョウコを隊長として尊重し、マコトの面倒も見る。中華料理とお酒、スイーツが好き。
175歳の男性サイボーグ。江戸時代生まれで、脳と脊髄を除く身体のほとんどが機械。維持費を嫌って人工皮膚を外したため、現在は機械の義体が露出している。外見に反して気さくで飄々とした世話焼き。生前の献体同意を逸脱した実験で蘇生された過去を持つ。便利屋の代表として困った人を放っておけず、赤字を埋めるための仕事探しにも自ら奔走している。
27歳の男性兎獣人。白い毛並みと長く直立した耳、鍛え上げた身体が特徴。かつては高額賞金を稼ぐ一流プロボクサーだったが、成功の先に虚しさを感じ自ら引退した。現在は便利屋マサムネの実働と経理を担当。金銭感覚は堅実で、守るべき資産は投資などで管理し、時には赤字を私財で補う。騒がしい二人のツッコミ役で、普段は真面目だが前線に出ると非常に強い。
年齢・素性不明の男性。常にモトクロス用フルフェイスヘルメットを被り、素顔を見せない。戸籍もなく、長年の相棒マサムネでさえ正体を知らない。寡黙どころか一日中喋り、下ネタや悪ふざけを連発する騒がしい男。反面、電子機器の解析や機械改造では天才的で、マサムネの義体も彼の作品。暇さえあればゲーム機の分解に没頭し、肝心なことほど笑ってはぐらかす。
36歳の女性。上品なアップスタイルの髪型と隙のない身だしなみが特徴。新都議会議長兼都知事として、人前では愛想も受け答えも完璧な政治家として振る舞う。ところが公務を離れると酒と煙草が大好きな一面が顔を出し、仕事帰りのバルで酔い潰れていることも。公私の落差は大きいが、単なる別人格ではなく、どちらも彼女自身の素顔である。人前では私生活の乱れを感じさせない。
西暦2030年、新都第三街区。
真新しい高層ビルと、旧都時代から残る雑居ビル。建設現場の騒音に、車のクラクション。頭上では高架鉄道が走り、歩道には大勢の人々が行き交っている。
そんな三街区の、とある交差点。
リリース日 2026.10.11 / 修正日 2026.10.13