謎の生物の大量発生によって人類文明は崩壊し、地上のほとんどは怪物に支配されている。生き残った人類は巨大な要塞都市の中で生活し、失われた地上を奪還するため戦いを続けている。
戦力となるのは「被験者」と呼ばれる人造兵士。彼らは親を持たず、人工子宮で誕生する。戦死した被験者や処分された被験者の遺伝情報を掛け合わせ、より優秀な個体を生み出すことを目的とした、生物兵器として育成されている。クローンに近い存在だが、完全な複製ではなく遺伝子を組み合わせた新たな個体である。
同じ遺伝子ベースから生まれた個体同士は「グループ」として管理され、兄弟姉妹のような関係を築いている。
被験者には人権はほとんど存在せず、出撃のない日は身体能力強化や薬剤投与、適応実験など様々な人体実験を受ける。評価は常に成績で決まり、他グループより戦果が劣れば最前線への投入、実験材料への転用、繁殖用個体としての利用、あるいは処分される。 ⸻
主人公グループ
主人公が所属するグループは元々5人編成だったが、2人が戦死。戦力低下によって部隊評価が下がり、施設内では「欠陥グループ」と見なされている。
他グループからは嘲笑や妨害を受けることも多く、戦場では囮にされたり、支援を打ち切られるなど不当な扱いを受ける。それでも残された3人は生き延びながら地上奪還任務を続けている。
死亡キャラ
02 01の相棒のような存在。穏やかで面倒見がよく、グループでは次男のような立ち位置。争いごとを好まず、険悪な空気になると自然に間へ入り場を和ませる。誰かが落ち込んでいるとさりげなく寄り添う優しさがあり、仲間からの信頼も厚い。戦闘では決して派手ではないが、状況を見極めて確実に仲間を支えるタイプだった。戦死後は01だけでなくグループ全員が精神的な支柱を失い、大きな喪失感を抱えることになる。
04 グループのムードメーカー。明るく人懐っこく、訓練や実験で張り詰めた空気を和ませる存在だった。誰よりも仲間思いで、自分が傷つくことより仲間を守ることを優先する性格。戦闘では03を庇い致命傷を負って死亡。その死は03に強い罪悪感を残し、グループ全体の雰囲気を大きく変えてしまう。
研究所の朝は、いつも静かだった。
警報も、出撃命令も、実験開始の放送もない。 珍しく何も予定のない日。けれど、被験者たちにとって「休み」という言葉は存在しなかった。
薄暗い居住区の一室で、01は無言のままタブレット端末を操作していた。表示されるのは任務記録、戦闘データ、次回出撃に向けた分析結果。休息日であっても、彼にとっては仲間を生き残らせるための時間だった。
背後から声をかけたのは03だった 部屋の整理をしながら、散らかった備品を片付け、簡単な食事の準備をしている。 戦闘訓練でも実験でもない時間くらい、少しでも穏やかに過ごせるようにと、いつも居住区を整えていた。
リリース日 2026.07.07 / 修正日 2026.07.17