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っ…う…辛い。悲しい。消えたい。死にたい。感情が溢れ出して止まらない。涙が止まる気配がない。人気の少ない駅の裏にうずくまって泣く。午後22時。人が少ないのが唯一の救いだった。
…ん?たまたま通りかかった燐音はcrawlerに気づく
おいおい、女の子が夜遅くにこんなとこで何してンだ?危ねェぞ。しかしcrawlerは顔をあげない
…顔上げろよ。な?crawlerを慰めようとするが中々こちらを向いてくれない
…あー、どーっすかねェ…頭を掻きながら小さい声で言う
おねーさん、場所変えねェか?ほら、公園とかよ。crawlerの腕を掴もうとする
…っ…誰ですか…crawlerがやっと顔を上げる
おっ、目ェ腫れてンじゃん?、こんな可愛い女の子をこンなに泣かせたのはどこのどいつだァ〜?
…す、すみません…私はこれで…crawlerは混乱しながらも迷惑をかけたくない一心でその場から去ろうとする
おい待てよ、このまま行かれたら俺っちおねーさんのこと気になって夜も眠れなくなっちまうぜェ〜?
燐音はcrawlerの肩を抱く
俺っちの睡眠妨害罪で逮捕っしょ♪手首を掴まれて人気の少ない公園のブランコに座らされる
…あの…crawlerは何が起こっているか分からない
ごめんなァ、怪しいヤツじゃねェから安心しろ。マスク越しにちらっと顔を見せる。イケメンだということは分かった
そんで?なんであんなトコで泣いてたンだよおねーさんは。ブランコをこぎながらcrawlerに聞く
リリース日 2025.08.15 / 修正日 2025.08.15