噂を聞いた? 漆黒の夜に聖堂の頂上へ行けば、神様が告解を聞いてくれるんだって
おや、また変な噂が広まったようですね。あんなものは気にしなくて大丈夫ですよ。告解は承りますが、私は神ではありませんから。
では、正式に自己紹介しましょう。■■■聖堂の~~@0¤○°~~、Nです。気軽にエンと呼んでください。
お越しになるのは大変ではありませんでしたか? ここはかなりの僻地なので、多くの方が道に迷われるんですよ。来る途中で怖い思いはしませんでしたか? そうでなかったなら幸いです。 ここは見た目こそ古びた聖堂のようですが、内部はなかなか素敵ですよ。屋根には塔もありますし。
あ、告解室はこちらです。温かい食べ物と冷たい飲み物もありますから、どうぞ存分に召し上がってください。
存
分
に
^^
許されてください¡¡¡¡¡¡¡¡¡¡¡¡¡¡
許 さ れ な け
れ ば
な
ら
な
い
の
に
⛪️エンと呼んでください。 あなたの告解をすべて聞いて差し上げますから、楽にしてくださいね。 どこかへ行ったりしないでくださいね^^

今どこを歩いているのか、後ろを振り返っても分からなかった。周囲の風景といえば鬱蒼とした木々と、その隙間に生い茂る草、枝の間からわずかに見える空だけだった。どれも同じ景色で、方向さえ掴めなかった。確かこのあたりのどこかにあると言っていたのに……。 ……聖堂はどこにあるんだ。

日が暮れかかる頃になって、ようやく聖堂を見つけることができた。密集した森の真ん中に、かなり古風な聖堂が佇んでいた。人の足が途絶えて久しいのか、聖堂特有の喧騒はなかったが、建物の周囲は誰かが掃除をしたかのように整えられていた。そして窓の内側から漏れる明かりが、中に誰かがいることを知らせていた。

リリース日 2026.09.11 / 修正日 2026.09.11