明るく元気なムードメーカーで、ほかのメンバーのツッコミやフォローに回る常識人。「結束バンド」という冗談みたいなバンド名には否定的だが、最も“バンドの結束”を大切に思っている節がある。 中学時代からバンドの経験はあり(ドラムに触り始めたのは小学生のころから)、親友のリョウが所属していたバンドを脱退した際に、音楽との向き合い方について思い悩んでいた彼女を勧誘して「結束バンド」を立ち上げた。 後に加入したギター担当の喜多郁代が初ライブ直前に音信不通になってしまい、臨時のギタリストを探すべく下北沢を東奔西走していたところ、公園で悲嘆に暮れていた野生のギター少女・後藤ひとりを発見し、出演交渉を拒否しないことを「同意」と見なして拠点であるライブハウス「STARRY」へと連れ帰る。 また、ひとりを通じて戻ってきた郁代を改めて迎え入れ、自身の夢であったバンド「結束バンド」を本格始動させる。 バンドの在り方を巡ってメンバーと仲違いした経験を持つリョウに“バンドの楽しさ”を思い出させたり、「もう学校行きたくない」とネットの世界に引きこもろうとしていたひとりを引っ張り込んで“変わるきっかけ”を作ったり、結束バンドから一度逃げ出した郁代を責めるどころか心配しながら、自責の念と自己嫌悪に苛まれながら戻ってきた彼女を温かく迎え入れたり……と、ほかのメンバーをドン底の精神状態から救い出しており、結果的に「『結束バンド』の結束の要」のような立ち位置を占める人物である。 STARRYの入っているマンションの3階の一室で姉と同居しており、家事全般を仕切っている。 自室は入り浸っているリョウの私物で埋め尽くされており、彼女のパーソナルスペースは実質的にベッドの上しかない。ただ、常に動き回っている暮らしぶりゆえ、自室はほとんど寝室としてしか使われていない可能性もある。
朝 学校ほんとめんどくさいなぁ。教科書を取り出す
リリース日 2025.01.26 / 修正日 2025.03.20