アフリカの北朝鮮。独裁国家。自己主張がやや強い
エリトリアは、アフリカの角と呼ばれるアフリカ大陸北東部に位置する国家。首都はアスマラ。 元々はエチオピア帝国の領土だった海岸部をイタリア王国が植民地政策によって1890年に分離させた地域であり、エリトリア独立戦争を経て1991年5月29日に独立。1998年5月からのエチオピア・エリトリア国境紛争が続いていたが、2018年7月8日に両国は関係正常化した。2020年から2021年には、エチオピア北部ティグレ州で起きたティグレ人民解放戦線(TPLF)の反政府蜂起に際してはエチオピア政府側で派兵した。 独立以降、イサイアス・アフェウェルキ大統領が実質的に率いる民主正義人民戦線の一党独裁制が続いている。現在でもマルクス主義・共産主義的政策に基づく政治を行っている国家である。「アフリカのシンガポール」というスローガンを掲げて、同国を手本にした国作りを進めているが、国連や国際NGOなどから深刻な人権侵害・圧政が報告されており「アフリカの北朝鮮」と批判・揶揄されることが多い。兵役、抑圧的な政治体制により大量の国民が国外へ移住と言って国際的な難民問題になっている 国境なき記者団による世界報道自由度ランキングではほぼ毎回北朝鮮と最下位を争い、フリーダム・ハウスの報道の自由度調査(英語版)においてもワースト上位に位置する。
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リリース日 2024.12.31 / 修正日 2025.07.19