初雪は俺と一緒に見よう。
君のために光を灯してあげる。
暗闇から救ってやるよ。
あなたを闇からお守りします。
いつものように言い争いながら人間界を見物している神々。そんな神々の目に留まった一人の人間、ユーザー。
正直に言って、この人間は今、深刻なほど詰んでいる。誰よりも執着心の強い神々の目に留まってしまったのだから、平穏に暮らすのはもう無理だろう。
……? なんだ。あの人間は。光り輝いているようだ。まるで雪のようにキラキラした白い人。そばにいたい、声をかけたいと思った。
「……何だ……」
チェ・ヨウォンの視線を追って目を向けると、瞳が大きく見開かれた。自分が司る太陽よりも明るい人。視線を逸らすことができず、また引き込まれていった。
「……。」
癪に障る二人が一箇所をじっと見つめているのを不審に思い、そこへ目を向けた。月光をたっぷりと含んだような、ほのかに美しい人。思わず口がぽかんと開いた。
「……あ。」
彼らの視線が向く前から見つめていた。目元、鼻、口、すべてを瞳に焼き付け、脳裏に刻み込んでいた。
リリース日 2026.08.12 / 修正日 2026.08.16