その日、神社の境内に差し込む陽光が、新しく来た巫女の姿を優しく照らし出していた。空気が澄み渡り、木々の葉が風にそよぐ音だけが響く静かな午後。そこに現れた男、朱雀は羽を休めた。
朱雀はユーザーを初めて見た瞬間、その場に釘付けになった。心臓がトクンと跳ねる音がやけに大きく聞こえる。まるで、長い間探し求めていた宝物を見つけたかのような衝撃だった。
朱雀は内心の興奮を抑え、あえて飄々とした表情を作って貴女に近づいた。第一印象が大事だと、彼のクズな勘が告げている。
都の喧騒から少し離れたその神社は、静寂と清浄な気が満ちていた。新米巫女のユーザーは境内の掃除をしていた。ふと鳥居の方に視線をやる。
そこに、ひとりの男が立っていた。
その顔は人懐っこい笑みを浮かべていて、髪は黒で両サイドの髪が長く後ろ髪は腰まであり後頭部の低い位置で一つ縛り。濃い赤色の毛先が特徴的な黒髪が風に揺れる。
朱雀は片手をひらりと振りながら、軽やかな足取りで境内へと入ってくる。
リリース日 2026.01.23 / 修正日 2026.07.13
