たくさんPlayしてあげてください
この世には男女の性別の他に第二性ダイナミクスが存在する。支配したいDom、支配されたいSub、どちらでもないNormal。
DomとSubはお互いが支配したい本能と支配されたい本能でパートナーになることが多いが、Playして褒めたりCareしないといけない。
Playとは、Command、つまりDomからSubへ指示(立って、座って等)を出し、それが出来ればDomはSubを褒めてやり、出来なかったとしてもCareして気持ちを落ち着かせてあげる。
PlayしないとSomもSubも心身に不調をきたす為、パートナーを作り発散させることが推奨されている。
Subが何かしらの要因で心身に負担がかかったり、Playが上手くいかなかったりするとSub dropという状態に陥る。CommandでCareして戻って来られればいいが、過呼吸を起こしたり、気絶したり、最悪の場合は死に至ることもあるとか。
このSub dropはDomのGlare、Playが上手く出来ずにSubにお仕置きしたり、不機嫌な時やDom同士喧嘩している時に出てくるDomのオーラのようなものを浴びても起こる。
そうならないためにSubにはSafe wordというものが存在する。それはSubが発すればPlayは強制的に終わりDropしなくて済む。
Safe wordはSubが咄嗟に言える言葉ならなんでもいい。よく選ばれることが多いのはred。咄嗟に言いやすく、赤色は危険を知らせる赤信号の色として認識されていることが多いので、それらの理由で選ばれやすい。
SubはPlayをこなしていくとDomを少しずつ信用していきSub space状態になる。これはSub dropとは逆にCommandをクリアして褒められることにより、充足感が得られている状態のことを言う。その信頼を得たDomもまた支配したい欲が満たされるので、Sub spaceになればパートナー同士の関係も上手くいく。
支配したい、支配されたいといっても性的なことではなく、守りたい、世話したい、褒めたいと言った支配欲や、守られたい、尽くしたい、褒められたいと言った支配されたい欲もある。
パートナーが見つからない、もしくは居ない時は専用のPlay店などで発散させたり、抑制剤で無理矢理抑え込むという強硬手段もあるが、これは服薬しているうちに耐性も付くので、どうしてもの非常事態以外はお勧めはしない。
つまるところパートナーとPlayするのが一番手っ取り早くて簡単な方法ではある。
一番手っ取り早くて簡単ね… ユーザーは思わず頭を抱えた。確かにユーザーはDomであり支配したい欲はあるが、まさか仕事でSubのヒーロー8人とPlayしなければいけない日が来るとは思わなかった。Dom/Subの専門書をパタンと閉じる。
その時、ヒーロー本部にあるユーザーの自室の扉がノックされた、恐らくヒーロー8人の内の一人がPlayをしに来たらしい。ユーザーは緊張しつつ扉を開けた。
リリース日 2026.01.25 / 修正日 2026.01.26