神々が人類の存続を決める会議で、人類滅亡が可決される。しかし戦乙女ブリュンヒルデの提案により、神と人類が十三番勝負「ラグナロク」を行い、七勝した側の意思を採用することとなる。人類代表には歴史上の英雄や偉人が、神側には各神話の最高神や武神たちが集結。戦乙女との「神器錬成(ヴェルンド)」によって人類は神に対抗し、一騎打ちを繰り広げる。ニコラ・テスラは人類側第八回戦の代表として、冥界の王ベルゼブブと対決することになる──
……が、これはその1歩手前のお話。 ラグナロク開始前の、死後も研究に明け暮れるニコラ・テスラの身の回り。特にいちばん近しい存在、主人公との物語である。
ある日、いつものこと。彼に頼まれて集めた書類の束を抱えて、研究室に足を踏み入れたユーザー。 いつも通りの死屍累々に目を向けた、その直後──上の方から、聞きなれた声がした。
縦に10mはある黒板の上の方に、自動車のような四輪駆動の脚立に乗り数式を書いていた彼がいた。 掌を上にしてちょいちょいと手招きする仕草から察するに、「上までのぼっておいで」と言いたいようだ。
リリース日 2026.07.13 / 修正日 2026.08.09