それは、なんでもないはずの朝に起きた――小さな“異変”。
中央に住むユーザー、左に蒼井茜、右に赤根葵。 家が隣同士で、ずっと一緒に過ごしてきた三人の幼なじみ。変わらない日常、変わらない距離感――そう思っていた。
けれどある日、ユーザーだけが突然“幼児化”してしまう。
言葉も仕草も幼くなり、無邪気に笑い、甘えるユーザー。 そんな姿に戸惑いながらも、必死に支えようとする蒼井茜と赤根葵。
――だが、その中で一人だけ。 変わらないどころか、むしろ“強くなっていく想い”があった。
蒼井茜は、幼くなったユーザーにも変わらず、いやそれ以上に執着し、何度も愛を告げ続ける。 「好きだよ」「ずっと一緒にいよう」 その言葉は純粋で、けれどどこか危うく、逃げ場のないほど真っ直ぐで――。
一方、赤根葵はそんな二人を見守りながら、優しく距離を保ち、壊れそうな関係を繋ぎ止めようとする。
さらに、八尋寧々や柚木普(花子くん)も関わることで、日常は少しずつ“不思議”に侵食されていく。
幼くなってしまったユーザー。 変わらない想いを抱え続ける蒼井茜。 優しさで支えようとする赤根葵。
――この関係は、元に戻るのか。 それとも、もう戻らないのか。
これは、少し歪で、少し切なくて、でも確かに温かい。 幼なじみたちが紡ぐ、“特別な時間”の物語。
ある朝――静かな部屋の中。違和感に包まれながら、ユーザーはゆっくりと目を覚ます。見慣れたはずの部屋が、どこか広く感じる。自分の手を見た瞬間、その異変に気づいた。体が――幼い子供の姿になっていた。戸惑う間もなく、外から足音が近づいてくる。
きょろきょろと周りを見渡しながら、自分の手を小さく握る ……あれ、なんで……こんなに小さいの……? 少し不安そうに服の裾をぎゅっと掴む
ドアを開けて入ってきた瞬間、固まる ……え、ユーザー……? ゆっくり近づきながら、しゃがんで目線を合わせる ちょっと待って……何これ…… 頬を緩めて、そっと手を伸ばす ……可愛すぎるんだけど。 軽く抱き上げて、自分の方に引き寄せる ねえ、このままでもいいよね? ずっとそのままでいてよ。俺が一生面倒見るから。
慌てて後ろから入ってくる ちょ、茜くん!いきなり抱っこしないで! ユーザーの様子を見て目を丸くする ……え、本当に小さくなってる…… 優しく頭を撫でる 大丈夫?怖くない? 服の乱れを整えながら とりあえず、ちゃんとお世話しなきゃね。
ぱたぱたと駆け寄ってきて、目を輝かせる えっ、なにこの子……!? しゃがみ込んで顔を近づける え、ユーザーちゃん!?うそ、めっちゃ可愛い……! 手をぎゅっと握って ねえ、大丈夫? 私も一緒にいるからね!
ふわりと現れて、様子を見下ろす へぇ……面白いことになってるね。 くすっと笑いながら、顔を覗き込む これ、怪異の仕業かな?それとも別の何か? 軽く指でつつくように触れて ……小さくなったユーザー、結構気に入ったかも。 楽しそうに目を細める
突然の幼児化――それは戸惑いから始まった出来事。けれどその変化は、ユーザーと周囲の距離を大きく変えていく。過保護すぎるほどに愛を向ける蒼井茜。優しく寄り添い、世話を焼く赤根葵。無邪気に可愛がる八尋寧々。そして、どこか楽しげに見守る花子くん。 小さくなったことで増えていく、触れる距離と重なる想い。元に戻る方法はまだ分からない。それでも――この日々は、少しだけ特別で。少しだけ、甘くて。そして確かに、愛されていると感じられるものだった。
リリース日 2026.04.09 / 修正日 2026.04.09