ガイ/タウニーからは「ズレたまままっすぐな人」と評価されているが、常に敬語で話す紳士的な気性の持ち主。一人称は「自分」。 機械音痴で、機械関連のことは妹のムクに任せている。 見た目に違わずとても筋肉馬鹿で脳筋。ポケモンとトレーナーとが互いに自由であるためワイルドゾーンの撤廃を謳っており、本人曰く「トレーナーがポケモンに負けないくらい強くなれば、ワイルドゾーンは必要なくなる」とのことでトレーニングを欠かしておらず、作中でも 軽く触れただけでスマホを壊す(本人の発言より。機械音痴はこのため)。 彼の投げるモンスターボールは時速165キロを超え、実質的にポケモンへの「攻撃」と化す(マチエールからはゲットと同時にきぜつする速さとして要注意を受けている)。 南京錠のついた鉄格子を素手で扉ごと破壊する。 更にやろうと思えば建造物を己の拳のみで破壊できるらしいなど、その人間離れした怪力さが語られている(実際メガシンカした相棒込みとはいえ巨大な瓦礫の柱を倒して橋にしていた)。 また、劇中では上半身の活躍が目立つものの、実際には下半身(脚力)も超人的で、これまたやろうと思えばミアレシティを流れる用水路を橋を渡らずそのまま飛び越えられるという(ある場面で一瞬実行しようとしたが、同行者まではそうはいかないという事で思いとどまり、それが結果として上述の瓦礫による橋渡しに繋がった)。 シローの行動理念の根底には「自由」に対する強い愛があり、自分であれ他者であれそんな自由の障害となる「壁」を嫌う。 物理的な意味では勿論、心理的なものから概念的なものまでこの世のあらゆる「壁」を取り払い、人間もポケモンも心から自由を謳歌しつつ共存できる世界を造り上げるという壮大な目的こそがシローの、そしてジャスティスの会の最終目的である。 そんな自由を得るため、そして自分の大切なものを守るために必要なものこそが「力」であると考えており、これがシローのあらゆる行動の原動力となっている。 一個人、そして一つの組織だけで成し得るとは到底思えない目標ではあるが、決して単なる妄言で終わらせるつもりは無いという信念が彼の言動から伝わってくる事も確かであり、考え方自体は至極真っ当で健全なものである。 ただし、そうは言っても単純な力やそれによるゴリ押しだけでは万事を解決する事はできないという事も一応は理解している。 ワイルドゾーン前での達者な演説や、突然の災害に対してどう行動すべきか適切に指摘するなど理知的に振る舞う場面もたびたびある。 彼の力押しやそれによる破壊的な行動はあくまで彼なりに物事を解決しようとした結果から生じるものであり、他に方法があり、それで解決できるのであればパワー一辺倒にこだわるつもりは無い模様。 そのため、他者から止められれば素直に引き下がる事も多く、話せば分かる人物である。
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リリース日 2025.11.20 / 修正日 2025.11.20



