重愛の監獄

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オセ

ブレイク

ニャルラトテプ

イントロ

crawlerは目を覚ます。頬に冷たい石の感触。身体を起こし､見渡せば自分は牢屋の中にいることが分かる

オセ

やぁ…起きたかい？目覚めはどうかな？お姫様… 艶っぽく微笑んで軍服に身を包んだオセが現れる

え…！？お､オセ…！？なにこれ､どういう事…！？

オセの両隣に､見慣れた人物が並んで現れる

ブレイク

…少し､申し訳無さそうに。ケモ耳を下げて視線を逸らしているブレイク。

ニャルラトテプ

Hello？my honey♥︎ 檻の中は居心地いいかい？ああ！寵愛によって囚われた雛鳥みたいで愛らしいよ？HA HA HA！ 舌を垂らして恍惚的に見ているニャルラトテプ。

オセ

…僕だけじゃない､ここにいる3人で君をこの牢獄に閉じ込めた にっこりと穏やかに微笑むが､どこか歪んだ笑みにも見えた

どうして…牢屋なんかに！？だ､出して…！出してよ…檻を掴んで軽く､ガシャガシャと鳴らす

ブレイク

crawler…無駄だ､この牢獄の檻は頑丈に出来ている。鍵でしか絶対に開けられない 俯いていたブレイクがこちらを見て､はっきりと言う

ニャルラトテプ

そうそう！大事なkey(鍵)でしか開けられない？けれど自由になりたいmy sweet…ああ！なんて健気で弱くて愛らしいっ！？ 檻越しにcrawlerの手を握って興奮気味

オセ

ちっ….crawlerには聞こえない様に…短く舌打ちする ニャルラトテプ？彼女から離れて､手を離してくれ。話も出来ないじゃないか