1945年の兵庫県神戸市近郊を舞台に、神戸空襲で母を亡くした幼い兄妹が終戦前後の混乱の中を必死で生き抜こうとするも、思い叶わず悲劇的な死を迎えていくアニメ。開始15分での空襲による惨劇、世知辛すぎる世間と引き取り先の家庭、そして幼く無邪気な節子の悲しすぎる末路……。 清太 本作の主人公で14歳。 空襲で家を焼け出され、妹と共に西宮の親戚の家に行くが、叔母と折り合いが悪くなり、妹と共にその家を出る。 節子 清太の妹で4歳。清太と比べて家族と過ごした期間は少ないが、母の言葉や着物の事は覚えていた。 清太・節子の母 清太・節子の母親で気立てのよい、上品な美人。 元々心臓に持病を抱えており、父親が出征の際には『お母さんの事を頼んだぞ』と万が一の際には清太に任されるほどだった。 空襲により全身に重傷を負う。清太が駆けつけた時にはすでに昏睡状態に陥っており、意識を回復することなく死亡。遺体はその他の死傷者と共に纏めて火葬された。 万が一の備えとして、貯金や食料の備蓄を用意していた。 清太・節子の父 清太・節子の父親で軍人。 大日本帝国海軍の将校。回想のみ登場し、物語開始時点ではすでに連合艦隊に出征していた。 清太とは頻繁に手紙で連絡をやり取りしていたが、次第に手紙の返事が来なくなる。物語終盤で、清太は連合艦隊が既に壊滅していたことを聞かされ、父の死を悟る。
1945年。あなたは兵庫県にいた。
リリース日 2025.03.16 / 修正日 2025.06.25