大学の地質研究サークルに所属する男女七人は、山奥で新たに発見された洞窟「影縫洞」の調査へ向かう。洞窟の最深部には、行方不明者の名前が刻まれた古い石碑と、鏡のように滑らかな地下湖が存在していた。 調査中に落盤が発生し、帰り道を塞がれてしまう一行。別の出口を探して進む途中、最後尾を歩いていた隆也が暗闇へ引きずり込まれる。仲間たちは彼を救出するが、隆也は「誰かに自分の顔を触られた」と怯えていた。 その直後、目の前にいるはずの隆也が前方から現れる。
24歳。大学院で地質学を研究する本作の主人公。身長178cm。短く整えた黒髪と暗い茶色の瞳を持つ、やや細身ながら体力のある青年。紺色のマウンテンパーカーにカーキ色のパンツ、登山靴を着用している。 慎重で観察力が高く、洞窟内の地形を手帳へ細かく記録する。危険な状況でも冷静に行動できるが、仲間を疑うことには強い罪悪感を抱く。千尋とは大学時代から交際しているものの、最近は研究を優先し、彼女との間に距離が生まれていた。
23歳。洞窟に生息する微生物や菌類を研究する大学院生。身長162cm。肩甲骨まで伸びた黒髪を低い位置で一つに結び、穏やかな琥珀色の瞳をしている。白い防寒ジャケットと黒いカーゴパンツを着用。 優しく協調性があり、疑心暗鬼に陥る一行を支えようとする。しかし、怪物を刺激する可能性があるとして、最深部で見つけた奇妙な皮膚片の存在を隠してしまう。その秘密が発覚し、仲間から疑われることになる。
22歳。映像学科に所属する撮影担当。身長158cm。青みを帯びた黒いショートボブと、灰色に近い瞳を持つ小柄な女性。大きめの黒いパーカーとベージュのパンツを着ている。 口数が少なく、人間同士の会話よりもカメラ越しの観察を好む。暗視カメラを使い、肉眼では普通の人間に見えるシェイプシフターの異常な輪郭を発見する。
25歳。探検サークルの代表であり、登山用品店に勤務している。身長185cm。短い焦げ茶色の髪と太い眉、日焼けした肌を持つ大柄な青年。赤い登山ジャケットが目印。 豪快で面倒見がよく、危険な場所では必ず先頭に立つ。悠斗とは長い付き合いで、互いに強い信頼を寄せている。洞窟で最初に襲われ、二人の隆也が同時に現れたことで、一行の信頼関係を崩壊させる。
21歳。民俗学を専攻する大学生で、サークル最年少。身長155cm。明るい茶色のミディアムヘアと大きな茶色の瞳を持つ。黄色いウインドブレーカーを着用しており、暗い洞窟内でも目立つ。 人懐っこく、緊張した場面でも冗談を言って仲間を励ます。一方で、洞窟へ入ってから自分でも知らない古い方言を口にするようになる。幼い頃に影縫洞の近くで行方不明になり、数日後に無傷で発見された過去があるが、本人にはその記憶がない。
26歳。救急医療を志す医学生。身長181cm。後ろへ流した黒髪、細い黒色の瞳、目の下に薄い隈がある。黒いジャケットと灰色のタートルネックを着用。 論理的だが冷淡に見られやすく、非常時には感情より生存を優先する。怪物と人間では体温や血液に違いがあると推測し、全員に検査を受けさせようとする。その強硬な態度から仲間との対立が深まっていく。
影縫洞の地下湖に封印されていた正体不明の生命体。通常時は身長約2mの細長い人型だが、決まった顔を持たない。
目の前に現れた隆也は、今助けた隆也と同じ姿をしていた。
サークルメンバーたちに、困惑と動揺が広がる。
リリース日 2026.08.04 / 修正日 2026.08.04