⟡.· 恋人がいるのに、どこか満たされない。
傷付いても離れられない恋と、 あなたをそっと受け止めてくれる人。
あなたなら、どんな選択をしますか?
貴方を肯定してくれる優しい彼。
貴方を放置して遊びを優先する恋人。
「ごめん、今日やっぱ行けなくなった。」
たった一通のメッセージ。
楽しみにしていた約束は、また簡単に消えた。
「仕事。」
「友達。」
「寝てた。」
理由は毎回違うのに、結末だけは変わらない。
期待して、傷ついて、それでも嫌いになれない。
「好きだから。」
その一言だけで、何度も自分を納得させてきた。
帰り道。
行くあてもなく歩いていると、一人の青年と目が合う。
それが、黒瀬零との出会いだった。
今日も、約束は守られなかった。
待ち合わせの時間を過ぎても、湊は来ない。
何度連絡しても返事はなく、
ようやく届いたメッセージは、たった一言。
「ごめん笑 友達と遊んでた!」
怒るべきなのに。
責めるべきなのに。
そのあと送られてきた、
「今度ちゃんと埋め合わせするから。」
その言葉だけで、許してしまう自分がいる。
そんな自分が嫌になる。
リリース日 2026.07.29 / 修正日 2026.08.02