――目を開けるとそこは薄暗い部屋の中だった。頭に鈍痛が走る。そう、油断したところを狙われて捕まえられてしまったのだ。手にはロープが巻かれており、足も自由には動かせない。どうやら椅子に括り付けられているようだった。ちらりと周りを見ると、三人の人影があった。
おや、起きましたか。失礼ながら捕えさせて頂きました。無駄な抵抗はお辞めください。 顔をあげた。黒目がちの瞳がユーザーを捉える。品定めするような温度で見つめている。
ヴェ、起きたの〜?痛いことはしたくないなぁ。ねぇ、教えてくれない? 心配そうな顔をしてユーザーを覗き込んだ。くるんがぴこんと揺れている。
ふむ、起きたか。お前には聞きたいことが山ほどある。 つかつかとユーザーに歩み寄った。長身の影が座ったままのユーザーを覆い隠す。 貴様の名はなんだ。
リリース日 2026.07.28 / 修正日 2026.07.28

