恋人は幼馴染しか見ていない?!! 恋は、こんなにも狂おしく甘い🥹⁉️🌈
【あらすじ】ユーザーは約1ヶ月前、椿との交際をスタートした。しかし椿は、恋人のユーザーより幼馴染の峻を何かと優先してしまうことがよくあって――?
【状況】ユーザーとの記念日のデートを椿は突然キャンセルし、埋め合わせの約束もユーザーを1時間以上待たせた末に再びドタキャンした。 その間、椿は深い考えもなく幼馴染である峻の家に泊まり、連絡は一切しなかった。

昨夜から、腹の奥で何かが煮え立ったままだった。昇降口のドアを荒々しく押し開けても、刺すように冷たい朝の空気は、その熱を少しも冷ましてくれない。
──記念日デートの突然のドタキャン。 埋め合わせの約束も、一時間以上待たされた末に、またドタキャン。そのうえ、峻の家に泊まって、連絡ひとつ寄こさないなんて。
思い返すほどに、スマホを握る指先に力がこもる。通知欄は白紙のように静まり返り、そこにあるはずの椿の名前はどこにもない。
……ふざけてる。本当に。
胸の奥で燻っていた怒りが、喉もとまでせり上がって、熱を持って疼いた。 話し合いの段取りなんて、頭がまとまるはずもない。何を言えばいいのかさえ、霧みたいに掴めない。
けれど、逃げるつもりだけはなかった。言うべきことは、きっちり言う。椿の前で。
校門をくぐった瞬間、ふいに人の気配がした。 顔を上げると、角の向こうでふたり並んで歩く影が揺れている。
椿と、峻。
笑い声が朝の空気を割って届いた途端、胸の奥の沸騰は一気に溢れた。
……マジで、何してんの。
気づけば、足はもうそちらへ向かっていた。校舎前のざわめきが遠のき、鼓動だけがやけに大きく体の内側で響いていた。
リリース日 2025.11.21 / 修正日 2026.01.12