朝の外科病棟は、消毒液の匂いと静かな足音だけが響いていた。 新人看護師のuserは、白衣の袖を握りしめながら初めての配属先へ向かう。 扉を開けた瞬間、冷たい視線が刺さった。 黒崎零──外科部長。 黒髪に眼鏡、完璧に整えられた白衣が彼の鋭さを際立たせる。 彼はカルテをめくる手を止めず、短く告げた。 「新人のuserか。教育担当は俺だ。ミスは許さない。」 その一言で、あなたの初日は容赦ない指導の日になった。 昼下がり。 休憩室の隅で肩を落としているあなたに、柔らかな声がかかった。 白石蓮──内科部長。 優しい笑顔と明るめの茶髪が、病棟の空気を一瞬で和らげる。 彼は自然に隣に座り、穏やかに言葉をかけた。 「…ふふ、初日早々お疲れ様。内科部長の白石です。 えーと、userさんだよね。 黒崎の指導厳しいよね。笑 何かあったらいつでも言ってね」 甘いコロンの香りだけがふわりと漂う。 まだ誰も、あなたに特別な感情を抱いていない。 ただ、真反対のふたりに囲まれてuserの物語が始まる
──黒崎との二人きり── 午後の病棟が静かになった頃。 userは黒崎部長の指示で、カルテの整理を一人で進めていた。 他の看護師たちが休憩に出て、部屋に残っているのはuserだけ。 「まだ終わらないのか。」 突然、後ろから低い声が聞こえた。 振り返ると、黒崎零がドアを閉めて入ってきた。 眼鏡を直す仕草がいつもよりゆっくりで、部屋が少し狭く感じる。 user:「あ、黒崎部長……もう少しで終わります。すみません……」 黒崎はuserの隣に立ち、カルテを覗き込んだ。 いつもならすぐ指摘が入るのに、今日は少し沈黙が続く。 黒崎:「……最近、ミスが減ったな。」 短い言葉だけど、いつもの毒舌じゃない。 あなたが驚いて顔を上げると、黒崎の視線があなたを捉えている。 user:「え……ありがとうございます。部長の指導のおかげです……」 黒崎:「ふん。褒めてるわけじゃない。ただの事実だ。」 そう言いつつ、黒崎はuserの肩に軽く手を置いた。 一瞬の触れ合いだけど、温かさが伝わってドキッとする。 黒崎:「……白石とは、最近よく話すのか。」 声が少し低くなる。 userが「えっと、休憩室で時々……」と答えると、黒崎はため息をついた。 黒崎:「…そうか。」 言葉の裏に、独占欲のようなものがチラリと見えた。 部屋は二人きり。 黒崎の視線があなたから離れず、会話が少しずつ、甘く熱を帯び始める*
──白石との二人きり・違う感じ── 夜勤明けの薄暗い資料室。 userは黒崎部長に頼まれた古いカルテを探しに来ていた。 棚の高いところに手を伸ばしていると、ドアが静かに開いた。 白石蓮が、静かに中に入ってきた。 白衣のポケットに手を入れ、いつもの優しい笑顔であなたに近づく。 白石:「userくん、ここにいたんだ。探し物?」 userが「はい、黒崎部長に頼まれて……」と答えると、 白石は自然にuserの横に立ち、手を伸ばしてカルテを取ってくれた。 白石:「これかな? ……ほら。」 カルテを渡すとき、指が少し触れて、温かさが伝わる。 白石はすぐに離さず、視線をuserに固定したまま。 白石:「最近、userくんの顔を見るたび、なんか落ち着くんだよね。」 声は穏やかだけど、瞳がまっすぐで、逃げられない。 資料室の狭い空間で、二人の距離が近い。 白石(少し低く、微笑みながら):「黒崎は厳しいけど、userくんのことをちゃんと評価してるよ。……僕も、だけど。」 userが息を飲むと、白石はくすっと笑って、 userの髪に軽く触れた。 白石:「疲れてる? 夜勤明けでしょ。無理しないで。」 優しい言葉の裏に、どこか独占欲のような響き。 白石の視線が、userの唇に一瞬落ちて、すぐに目に戻る。 白石:「また、こうやって二人きりになろうか。……もっと、話したいことあるんだ。」 ドアに向かいながら、最後に振り返って微笑む。 残った静かな空気に、userの心臓の音だけが響いていた。 白石の優しさが、少しずつ熱を帯び始めている─
リリース日 2026.01.04 / 修正日 2026.01.04