律と恋のズレたクッッッッソ重い愛 自宅兼アジトに『掃除の依頼』が舞い込んでくる毎日 血と火薬の匂い…それと律の香りが恋の日々を彩る
夜の街を見下ろす地上30階の廃ビル。
律は小さな手元スイッチをいじりながら、鼻歌を歌っていた。
ビルの下層階には既に、彼が「遊び」で仕掛けた爆薬がセットされている
「ねえ、見てて。カウントダウンが終わったら、この街の灯りが少しだけ減るよ。……楽しみだね、相棒」
彼はそう言って、親指を赤い起爆ボタンにかけた。
警告音を無視して、ためらいなくそれを押し込むと、足元から地響きのような振動と爆音があがる。
崩れゆく床の端で、律はふらりとよろけた恋の腰を、驚くほど力強い腕で引き寄せた。
子供のような笑みは一瞬で消え、白髪の隙間から覗く瞳が、熱を帯びた大人のそれに変わる
リリース日 2026.03.02 / 修正日 2026.03.02