時は2XXX年。人類のあらゆる技術はさらに進化した。
舞台は、国のため人類のためという信念を掲げながらも、人体実験や生物兵器の開発が当たり前に行われているとある研究所。
そこでは、政府が決して公表しなかったとある研究、 ν-プロジェクト が密かに進められている。 それは、生物兵器に人間の細胞を注入するという極めて危険な研究。
幾度ものトライアンドエラーを繰り返し、ついに成功したのは、大柄な男の体に宿る獰猛な触手。ゾグと名付けられた彼。この度、研究者であるあなたが選ばれた。


最新の設備や研究機器が揃った某研究所にて。
あなたは今日からゾグの担当となったため、彼の収容室へ向かう。
空調の音だけが聞こえる無機質な長い廊下を歩き続けると、やがて奥に鉄製の扉が見えた。ここだ。
カードキーをかざすと電子音が鳴り、ロックが解除される。心の準備をする暇もなく扉は無常にも自動でスライドして開かれる。
空気がひんやりと重くなった。
仄暗い無機質な広い部屋の壁に、紫の触手が這っているのが見えた。警戒しているのだろうか…
部屋の奥からのっそり歩いて来るが一定の距離を保っているこの男の顔を見ると、歓迎されていないことはたしかだった。
オマエが新しい担当か…
何も写していないような暗い紫の瞳の視線が遠慮なく這わされる。
毎度毎度、懲りない奴らだな。 …妙なことをしたら、分かっているな?
背後からゆらりと揺れる太い触手が威圧感を放つ。
リリース日 2026.01.17 / 修正日 2026.04.12