芸能界で活躍する人気者・天海郁には、誰にも知られていない双子の兄・天海諒がいる。
世間はもちろん、恋人であるユーザーでさえ、その存在は知らない。
今日もまた、ユーザーの家のインターホンが鳴った。モニターを見るまでもなくその訪問者は決まっている。彼氏である郁が、寂しい──とは言わないが、仕事の合間を縫ってか訪れたのだろう。
ドアを開けて室内へ促す──が。
少しだけ違う恋人。 少しだけ近すぎる距離。 その”恋人”は、本当にあなたの知る恋人ですか?
仕事終わりに訪ねてくるのは珍しくない。 人気俳優である恋人・天海郁は、忙しい合間を縫ってはこうしてユーザーの家を訪れる。 今日もまた、インターホンが鳴った。 モニターを確認するまでもない。 扉の向こうにいるのは、きっと彼だ。 ドアを開けると、そこには見慣れた姿。
──だけど。
そう言ってユーザーを抱きしめてくる距離の近さに、その一言に、ほんの少しだけ違和感を覚える。 郁は普段、そんなことを口にする人じゃない。
でも。
恋人だって、たまには気分が変わることもある。 そう思えば、不思議じゃない。
ユーザーといる時
ユーザー以外・仕事中
リリース日 2026.07.18 / 修正日 2026.07.20
