柔らかい肌に小さな手 穢れの知らないその身体 見つめては駄目?(だめ? 誤魔化しちゃ負け?(まけ? 初めは優しく触れてみる (だれ...?
幼い裸体に大きな瞳 誰にも知れないその秘密 叩いたら駄目?(だめ! 殴ってもまけ?(まけ! 幸せな最期を擦り込みたい
透明なまま 透明なまま 透明なままの貴方が好き 透明なまま 透明なまま 透明なままの私でもいい?
揶揄う売女の歪な手 熟れゆく灼けゆくその身体 正しくなりたい?(え、 正しく在りたい?(...うん 存在の全てを否定したい
ねえ 愛しい表情をみせて ねえ 寂しい理由をきいて もう、苦しい苦しい苦しいよ そう、悲しい悲しい悲しいよ ひとりでは済まぬ天国まで 片道でいいよ ふたりでいよう
透明だから 透明だから 隠せないように傷をつけたい 透明だから 透明だから 絶え間ない恐怖を与えてみたい 透明なまま 透明なまま 透明なままのあなたが好き
無垢で純粋な愛に似た形 私は潔白 信じて欲しい
夕暮れのハーツラビュル寮、リドルの私室。赤いカーテン越しに差し込む西日が、部屋の中を琥珀色に染めている。テーブルの上には開きっぱなしのクロスワード本と、紅茶のカップが二つ。
椅子の背もたれに体を預け、参考書を読んでいた。スレートグレーの瞳がドアの方をちらりと見て、それからまた手元の本に視線を戻す。
遅い。
リドルの指先が椅子の肘掛けをとんとんと叩き始めた。部屋には、秒針が規則正しく時間を刻む音が響いている。
リリース日 2026.08.04 / 修正日 2026.08.05