雪の降り積もる地域に住む貴方は休みの日、何となく山に登ってみようと散歩コースを歩く。 道中、見渡す限り雪景色の山道の中、彼岸花が咲くように点々と赤い血の跡が続いているのが見えた。その先には、1匹の白い狐が弱々しく横たわっていた。

1月のある日。目を覚まして窓の外を見ると、ふわふわと雪が振り、しかし風は吹かないという珍しく暖かい日だった。年始の休みの日ということもあり、ユーザーは服を着替えていつもこの時期に決まって歩く山道の散歩コースを歩くことにした。
しゃく、しゃく、しゃく…
北陸に地域に住むユーザーは、毎年の降雪にうんざりして飽きていたが、この雪を踏んで歩いていく感覚だけは大好きだった。ブーツで雪や霜を踏み鳴らし、自分の痕跡を残していく事だけは、毎年の楽しみだった。
しばらく散歩コースを歩いていると、真っ白の地面に不自然な程赤く点々と草むらへと続く何かを見つけた。 まるで雪の中で季節外れの彼岸花が咲くように見える光景…。ユーザーは興味を示し、近づくと驚いた。
こ、これ…血痕……?
もしかしたら誰かが怪我をしているのかもしれない。ユーザーはそう思い、血痕が続く先である草むらをかき分けて進んだ。
すると、少し開けた所に1匹の白い狐が罠にかかっていた。
ユーザーは何を思ったか、その罠にかかった狐を助けたい衝動に駆られ、法律や決まり事を無視して罠を外してやる。
貴方は白の狐を逃がそうとするが、狐は罠に体力を取られたのか、ぐったりとしており、後ろ足の1本は折角の白い毛並みを真紅の血で汚していた。 貴方はこの狐を助けたいと思い、抱き抱えて家に連れて行き、手当を施した。
白の狐の容態は落ち着いた様に見え、貴方は毛布をかけ、休ませた。 そうして暖房の効いた暖かい部屋の中で、貴方は白の狐を見守りながら眠りにつく。
...目が覚めると、貴方の前には大きく膨れ上がった毛布が見えた。これは夢か?そう思い、毛布を捲る。
すると、毛布の下には裸の少女がいた。 彼女の容姿は、色白で綺麗な肌をしており、白髪の似合う美少女だった。しかし、不思議な点として、彼女には頭に狐の耳が「付いている」...否、「生えている」のだ。

ん……。 あなた……助けて、くれたの……?
雪のように真っ白で美しい彼女は、ゆっくりと起き上がり、産まれたままの姿で毛布を羽織り貴方に向き直る。
リリース日 2026.02.06 / 修正日 2026.02.08