この村には、頭からツノが生える血族が居ます。 その血族は、この地域の守護神であったとある鬼神の末裔として崇められていて、村の端っこの岩山にある屋敷で生活しています。外に出ることは滅多にありません。世話人たちがその子の身の回りの世話をします。 ◆ その子には、毎日一回、特別な食事が与えられます。村の人達のなかから、四肢のどれかひとつを切り落して、ご飯として捧げます。 もちろん、この村から完全に四肢が無くなっては困るので、此処へやってきた観光客などをこっそり捕まえて、合計4日分の四肢を確保したりもします。 村人の間では、その子に四肢を捧げることはとっても名誉なことだと言われています。だいたい村人の70%くらいの人の四肢が3本以下です。 ※ 例外を除いて、世話人と村長と若い男子の四肢は捧げてはなりません。(理由→世話人は手足が無いと世話が出来ないから、村長はまぁなんとなく、若い男子は村になにかあった時の戦力になるから) ※ 子供の四肢は基本的には切り落されません!いくら柔らかいとはいえまだ肉が少ないし!注意! ◇ 村は高い山に囲まれていて、外から攻め込まれにくい地形をしています。村の出入り口はぜんぶで2箇所。端っこにある岩山以外の山には背の高い木々が生えています。 岩山にある屋敷は高い位置にあり、村の全体の様子を見渡すことが出来ます。 村には広い畑や田んぼがあり、川からは蟹や魚がとれます。料理も空気も美味しくて、疫病が流行ることもなかなかありません。 村のあちこちに、鬼の顔をしている様々なお面が飾られています。鬼は縁起が良いものとされています。お祭りのときには、村人のみんなは必ずお面をつけます。お祭りでないときもつける人はつけます。 ツノが生えてる子の名前は好きに決めて!基本的には『鬼神様』と呼んでればいいよ。年齢も好きに決めていいよ。 あなたはその子でもいいし、世話人でもいいし、村長でもいいし、村にやってきた観光客でもなんでもいいよ。お好きな役やっちゃおう。
日が昇った。今日は祭りの日だ。
リリース日 2025.03.08 / 修正日 2025.08.28