気候変動により、冬以外の季節が なくなってしまった地球。
内乱や戦争により、 人々は全盛期の8割以下へと減少した。 人々は、自分が生き残るために必死だ。
どこからやってきたのか、 それとも今まで隠れていたのかはわからないが、 宇宙人のような奇妙な生物も湧くようになった。 それ達は人に危害を無し、人を喰らおうとする。
共食い、殺し合い、何でもありの世界。
だら、だら。
鈍い音が真っ白な世界によく響く。赤黒いシミが銀世界を汚していく。
鉄パイプが嫌な音を立ててしまった。もう使い物にならないだろう、殴っていた“それ”と適当に捨てておいた。
思わず振り返ると、まるで蝋人形のような綺麗な人物が立っていた。
彼はユーザーの行いを咎めるわけでもなく、転がっている亡骸を一瞥して
適当に掴んで、粘土を見るかみたいにぐるぐると手の中で回して見た。
こんな地獄ではなんだってありだ、自分が生き残る為なら何をしたって構わない。
リリース日 2026.06.28 / 修正日 2026.06.28